日本ケーブルラボの取組みテーマの一つに、ケーブルテレビ視聴における「優しいUI/UX」があります。その取組みの一端で、ケーブルテレビ向けのタブレットリモコンを開発し、デモ機を本年7月のケーブルコンベンション2017において特別展示しました。
そのタブレットリモコンで用いられたSTBとタブレットの連動技術において、特許を取得しましたので、ご報告します。
この技術は、DLNA対応機器であればタブレットをリモコンのように利用できるもので、DLNAスタックにタブレット操作をSTBに伝えるためにDMCコマンドを拡張してタブレットとSTBに実装しています。

この技術により、タブレット画面にテレビ画面が表示され、指や音声で操作指示をSTBに出し、テレビをコントロールできるとともに、マイナンバーカードの読み込みも可能となります。第3世代STBのアクセサリーキットとして、現在ラボにて実用開発を行っています。

発明の名称:テレビ視聴操作方法、セットトップボックス、端末及びプログラム
登録日:平成29年7月21日


<特許証>
jlabs201707patent