China DOCSISあるいはCabinet DOCSIS
ケーブルテレビの光ファイバネットワークエリアにあって棟内が同軸ケーブルで配線された集合住宅の通信速度をDOCSISにより高速化するシステム
対象棟の最寄り柱上またはMDF等共用部にCMTS機能を持つCMC(Cable Media Converter)を設置し、CMCとケーブルモデム間をDOCSISで伝送する。
ヘッドエンドにはCMCを制御するCMCコントローラーを設置する。
CMCコントローラーはCMTS機能の一部を受け持つこともできるため、次の3方式が選択できる。
 ミニCMTS方式:CMCにCMTSのほぼ全ての機能を持たせる
 リモートMAC方式:CMCにCMTSのマック層以下の機能を持たせる
 リモートPHY方式:CMCにCMTSの物理層の機能のみを持たせる
放送信号はヘッドエンドで光変調し、CMCが出力するDOCSIS信号と混合する。
ケーブルモデムおよびそれを管理するプロビジョニングシステム等は更新する必要がない。
技術仕様は米国ケーブルラボが2014年に第1版、2015年に第2版を公開