Master Key
マスター鍵
EMM(CASの個別情報)の暗号および復号に用いる鍵
この鍵は受信機(一般的には IC カード)固有に割り当てられたもの
CASコントローラはワーク鍵と契約情報とが格納されたEMMをこの鍵で暗号化し、STBのCAモジュールに伝送する。
CAモジュールはこのマスター鍵を用いてEMMを復号し、ワーク鍵と契約情報を抽出する。またワーク鍵を用いてECM(CASの共通情報)を復号する。
なお、契約情報はCAモジュール内に格納し、ECMの番組情報と適合するかを判定する。適合すればスクランブル鍵をSTBに出力し、STBが番組信号のスクランブルを解く。