Reference Design Kit
参照設計キット
ケーブルテレビ事業者が主導して、共通仕様STBの新機能を迅速、低廉に開発し調達するための開発手法、ないしはその推進プロジェクト名
通常の開発工程では各分野のベンダーが独自の開発成果物を順次受け渡すのに対し、RDKでは、オープンな環境の標準的なソフトウェアモジュールや受け渡しの技術インタフェースに基づき、複数のベンダーが並行して開発に当たることができる。米国コムキャストが採用し、その後参加企業が急増している。
現在は、開発成果物、開発ツール、技術サポート、教育システム、マーケティングプログラム等を参加企業間で共有して利用し、シェアードソースライセンスやコード管理体系も進展しており、国際的なコミュニティに発展している。
但し、RDKは海外放送方式に対応しているため、そのまま日本国内で利用することはできない。
RDKのコンセプトをブロードバンド製品に当てはめたRDK-B(RDK Broadband)も始まっている。