2018年6月22日(金)、TKP東京駅日本橋カンファレンスセンターにて、第22回ラボワークショップ「急増するインターネットトラヒックへの対応策について」を開催しましたのでご報告します。

1. 参加者数
47社82名

2. ライブ配信
ラボワークショップとして初めての試みで、YouTubeLiveの仕組みを利用したライブ配信を行いました。

3. プログラム
当日の講演資料・動画はこちらに掲載しています。会員ログインの上、ご覧ください。

(1)「インターネットトラヒック対策の動向」日本ケーブルラボ
インターネットトラヒックの現状と、トラヒック増加対策の全体概要を説明。増加対策として、キャッシュサーバの設置についてその機能について説明するとともに、CDNの構築方法も紹介。

(2)「インターネットトラヒック増への対策メニュー」日本ケーブルテレビ連盟
日本ケーブルテレビ連盟の策定したインターネットトラヒック増への対策メニューについて、対策の考え方、対策の内容、対策実行の流れについて説明。

(3)「ネットワーク品質測定システム開発」日本ケーブルラボ
ラボが実施しているネットワーク品質測定システムの開発について、測定方式の概要、開発状況及び平成29年度に実施した実証試験について報告。

(4)「『インターネットトラヒック増への対策メニュー』と地方ケーブル事業者における取り組み」株式会社CCJ
CCJグループの株式会社エヌ・シィ・ティが取り組んだプロジェクトを紹介。トラヒック増加に対して、コアネットワーク構成変更、上位回線事業者及びIX事業者の選定などについて説明。

(5)「地域ケーブルテレビ会社が考える地域ネットワーク」株式会社愛媛CATV
愛媛CATVが実施してきたインターネットトラヒック対策を紹介。冗長構成、IX接続、キャッシュサーバ設置等の対策を講じた結果のトラヒック状況を紹介。

(6)「2020年以降を見据えたCDNの使い方とインターネット・インフラの作り方」アカマイ・インターナショナルBV
トラヒック増加の状況下、設備増強を続ける必要性を説明。対策の一つとしてマルチキャストの配信があるが、ネットワーク側の対応など課題を解決することが必要であると強調。