日本ケーブルラボは2020年12月10日(木)、ライブ配信にて第39回ラボワークショップ「IP放送とIP配信の現状と今後」を開催しました。

ケーブルネットワークの将来的なIP化を見据え、マルチキャストによる放送のIP化が期待されています。これに先行する形で、OTTや放送局によるIP同時配信等、ユニキャストによるIP配信サービスが普及し始めました。そこで本ワークショップでは、IP放送とIP配信それぞれの提供事例や課題を提示し、今後の放送のIP化の方向性について紹介しました。

1. 日時・場所
2020年12月10日(木)14:00~16:00 YouTube ライブ配信

2. 参加者数
216名(最大同時接続数)

3. プログラム
当日の講演動画はこちらに掲載しています。会員ログインの上、ご覧ください。

(1)「放送のIP化」一般社団法人日本ケーブルラボ
IP放送とIP配信の現状を踏まえ、放送のALL IP化に向けた移行ステップ例を紹介しました。

(2)「放送のIP化に向けた課題と解決策」一般社団法人日本ケーブルラボ
IP放送とIP配信の課題とその解決策について紹介しました。

(3)「ATSC3.0におけるIP対応」一般社団法人日本ケーブルラボ
米国のATSC3.0で採用されたIP関連技術を紹介しました。

(4)「ケーブルテレビ徳島のIP放送への取組について」ケーブルテレビ徳島株式会社
ケーブル4KのIP配信についてケーブル事業者の取組みと課題について紹介していただきました。

(5)「NHKプラスの概要について」日本放送協会
NHKプラスの概要について解説していただきました。

(6)「NPAW最先端のオンラインビデオのBI分析プラットフォーム「YOUBORA」のご紹介」イノテック株式会社
視聴者のビデオQoEを測定・解析するプラットフォーム「YOUBORA」を紹介していただきました。