日本ケーブルラボは2021年3月22日(月)、ライブ配信により第42回ラボワークショップ「業界光化の展望~最新技術・製品化動向と導入事例~」を開催しました。

現在、ケーブル事業の光化が進展しています。これまでの1GPONの導入ではなく、さらなる高速化の実現のために、10GPONの導入など光化も次のステージに入っています。そこで今回、ケーブル事業者のPON導入検討の参考として、日本ケーブルラボが策定したPON導入ガイドラインの概要やPONベンダ各社による最新製品動向と導入事例を紹介しました。

1. 日時・場所
2021年3月22日(火)14:00~15:45 YouTube ライブ配信

2. 参加者数
194名

3. プログラム
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(1)「PON導入ガイドラインについて」 一般社団法人日本ケーブルラボ
日本ケーブルラボが策定したPON導入ガイドライン(10G化アップグレード方法、Remote OLT の導入方法、5Gフロントホールへの適用方法、およびPON仮想化技術)について紹介しました。

(2)「PON10G化アップグレードとサービス事例について」 住友電気工業株式会社
10GE-PON製品、10G化アップグレード方法(WDM未使用)、G-PONから10GE-PONへの移行方法、およびサービス事例を紹介いただきました。

(3)「PON10G化アップグレードとミリ波無線システムとの連携について」 古河電気工業株式会社
10GE-PON製品、10G化アップグレード方法(WDM使用)、およびPONの先に無線(60GHz)を使用する事例について紹介いただきました。

(4)「仮想化分散型次世代PON/FTTHソリューション」 コムスコープグループ アリスグループジャパン株式会社
Remote OLT(R-OLT)製品とPON管理システムなど紹介いただきました。

(5)「10G マイクロプラグOLTと導入事例、ならびに5Gへの適用について」 APRESIA Systems株式会社
10G PONマイクロプラグOLT製品とCATV事業者による導入事例、および5GのXホールへの適用に関する検討内容について紹介いただきました。