日本ケーブルラボは2021年12月7日(火)、ZoomWebinar配信により第46回ラボワークショップ「万全ですか? ケーブル局のセキュリティ対策」を、一般社団法人日本ケーブルテレビ連盟との共催により開催しました。

ニューノーマル時代により、多様化するサイバー脅威への対策について多角的に紹介しました。最新のサイバー脅威の紹介をはじめ、日本ケーブルテレビ連盟の取組み、事業者ならびにベンダによる専門的なシステムなど解説をしていただきました。

日時・場所
2021年12月7日(火)14:00~16:20  Zoom Webinar配信
参加者数
139名
プログラム
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特別講演「セキュリティ対策の最新情報」
兵庫県立大学 情報科学研究科教授
ラボセキュリティアドバイザ田中 俊昭
昨今のサイバー脅威や被害内容、そしてそれらの対策について国内外の事例をもとに解説していただきました。さらに、DX時代の最新型セキュリティ対策として、SASE(Secure Access Service Edge)やSOAR(Security Orchestration, Automation, and Response)などの技術・概念を紹介していただきました。
「セキュリティ対策の最新情報」 一般社団法人日本ケーブルラボ
セキュリティは、システム単位の個人対策ではなく、組織単位での面対策が有効であるとして、その構築および各担当の役割について解説しました。
「サイバーセキュリティにおける連盟の取り組み」 一般社団法人日本ケーブルテレビ連盟
日本ケーブルテレビ連盟の捉える2030ケーブルビジョンについて解説いただきました。さらに、企業のインシデント対策として参考になる、分野横断型演習について紹介していただきました。
「組織単位でのセキュリティ対策」 JCOM株式会社
JCOMにて実際に対峙したインシデントを紹介していただきました。また、他者連携の重要性、および各種セキュリティコミュニティの参加の優位性について解説していただきました。
「ネットワークの観点からみるケーブルセキュリティ」 キーサイト・テクノロジー株式会社
ネットワーク専門のベンダとして展開しているセキュリティ対策システムの紹介や、安全に実施できるPENTESTシステムについて解説していただきました。
「ケーブル業界に適応したAI採用セキュリティソフト」 ダークトレース・ジャパン株式会社
ゼロトラストをはじめとする脅威侵入後の対策として注力している、自己学習型の対策ツールについて紹介していただきました。