日本ケーブルラボは2023年7月4日(火)、第55回ラボワークショップ 「オールIP化によるテレビサービスの高度化調査報告書(JLabs DOC-099 1.0版)解説~IP時代のテレビサービス~」を開催しました。

放送のオールIP化に伴い、片方向の放送が通信と融合し双方向性を実現し、放送でありながらパーソナライズされたサービスを提供できるという、テレビサービスの高度化の観点から調査報告書をまとめました。
本ワークショップでは、画面共有・放送連動サービス、ケーブル視点のメタバース、n-PVR・自動レコメンド録画の視点から、関連技術・最新動向の紹介とサービスの取り組みについて説明いたしました。

  1. 日時・開催形態

    2023年7月4日(火)14:00~15:00
    Zoom Webinarによるオンライン配信

  2. 参加者数

    190名

  3. プログラム

    当日の講演動画はこちらに掲載しています。会員ログインの上、ご覧ください。

    「ケーブル視点でのテレビサービス高度化」 事業企画委員会事務局
    2022年度の事業企画委員会にて、テーマ選定に至った背景と、1.画面共有・放送連動サービス、2.ケーブル視点のメタバース、3.n-PVR・自動レコメンド録画、について説明しました。
    「各事業企画委員からメタバース案紹介」 事業企画委員会の各委員
    事業企画委員会で提案されたメタバースによるサービス案について、提案者から説明しました。

    • 現実世界を描写したメタバース空間
    • 各ケーブル事業者が自分たちのエリアを実写映像でメタバース化し、そこでしか体験できないこと、見られないもの、買えないもの等を提供するサービスです。

    • ローカルコンテンツを活用したインバウンド獲得
    • 外国人観光客が思い描く典型的な日本の風景などを地元のケーブル事業者が撮影し、同一プラットフォームにまとめ、地元の名店紹介、オンラインショッピング、バーチャルツアーなどローカルコンテンツを活用したサービスです。

    • CATVメタバースポータルスペース
    • お客様がスムーズに到達したいメタバース空間やサービスに到達出来るようケーブル事業者の統一したCATVメタバースポータルスペースを提供するサービスです。

    • ケーブル加入者参加型ローカルコンテンツ視聴サイト
    • 個人や家族でのテレビ視聴から、視聴者同士がリアルタイムで共感できる空間を提供するサービスです。
       ・全国のケーブル加入者が各地域のローカルコンテンツを同時視聴できます。
       ・参加者はコンテンツを視聴しながらチャットなどで共感できます。