日本ケーブルラボは2023年9月19日(火)、第56回ラボワークショップ「激動の新時代、強まるサイバー脅威に備えるセキュリティ対策2023」を開催しました。

本ワークショップでは、凶悪に変貌を遂げたサイバー脅威の最新動向とそれに対抗するセキュリティ技術、また、ケーブル事業者に求められる重要なセキュリティ対策のポイントについて紹介しました。

  1. 日時・開催形態

    2023年9月19日(火)14:00~16:00
    Zoom Webinarによるオンライン配信

  2. 参加者数

    150名

  3. プログラム

    当日の講演動画はこちらに掲載しています。会員ログインの上、ご覧ください。

    「最新のサイバー脅威動向とセキュリティ対策」 兵庫県立大学
    NISC*1が公開した「サイバーセキュリティ2023」でも注目されている「生成AIがセキュリティに与える影響」、さらにソフトウェアサプライチェーンへの取組みについて解説しました。
    「ケーブル事業者に、今、求められるセキュリティの取組み」 一般社団法人日本ケーブルラボ
    ケーブル事業者へのサイバー攻撃の状況と、業務やサービスの変化に対して事業者が対応すべきセキュリティについて、ケーブルセキュリティ調査報告書3.0版より解説しました。
    「公開サーバへの脅威と知見の獲得」 JCOM株式会社
    JCOMやグループ会社で発生した事例の紹介と、脅威インテリジェンスとの向き合い方、ネットワーク把握に役立つ情報を解説しました。
    「サイバーセキュリティに関する連盟の取組み」 一般社団法人日本ケーブルテレビ連盟
    日本ケーブルテレビ連盟が取り組んでいる、業界のセキュリティ向上のための取組みとなる重要インフラの情報セキュリティ対策、総務省NOTICEプロジェクト、「安全・安心マーク」取得の促進、セキュリティ対策ドキュメント資料の発行について紹介しました。
    「ネットワークセキュリティ技術RPKI/DNSSEC/DMARCの導入及び普及促進事業について」 株式会社三菱総合研究所
    総務省ネットワークセキュリティ技術導入事業における、セキュリティ技術RPKI/DNSSEC/DMARCの普及に向けた実証について、実施状況や見えてきた課題を解説しました。
    「戦争と私たちの社会:境界を越えるサイバー脅威の考察」 フォーティネットジャパン合同会社
    フォーティネットジャパン合同会社FortiGuard Labsが調査した、ウクライナ紛争をはじめとする国際的課題を背景に生じているサイバー脅威動向について、発生の構図や被害規模などについて解説しました。
  4. NISC:
    内閣サイバーセキュリティセンター National center of Incident readiness and Strategy for Cybersecurity