日本ケーブルラボは2024年7月2日(火)、第62回ラボワークショップ「LPWA活用によるケーブルテレビ事業の可能性!~調査報告書「LPWA活用に関わるガイドライン(JLabs DOC-105 1.0版)」解説~」を開催しました。

多チャンネルビジネスが縮小傾向の中、地域におけるきめ細かなB to B/Gビジネスはケーブルテレビ業界にとって新たな収益源として期待されています。
そのような中、ケーブルテレビ事業者では、主に自治体向けにLPWAを活用したビジネスに取り組んでいますが、河川、用水路の水位監視や鳥獣害対策においては、センサー情報のみならず映像情報取得のニーズが顕在化しています。
本ワークショップでは、自営型やキャリア型などの多くの方式があるLPWAについて、その特質を整理、ユースケースにおける指針を取り纏めた「LPWA活用に関わるガイドライン(JLabs DOC-105 1.0版)」を中心に解説しました。またケーブル事業者から、日本各地で行われている実例も紹介しました。

  1. 日時・開催形態

    2024年7月2日(火)14:00~16:00
    Zoom Webinarによるオンライン配信

  2. 参加者数

    170名

  3. プログラム

    当日の講演動画はこちらに掲載しています。会員ログインの上、ご覧ください。

    「LPWA活用に関わるガイドライン」 一般社団法人日本ケーブルラボ
    自営型LPWAを中心に、代表的なユースケースと各LPWA方式の特徴について、「LPWA活用に関わるガイドライン(Jlabs DOC-105)」を用いて解説しました。
    「LoRaによるスマート農業の実用化」 となみ衛星通信テレビ株式会社(株式会社ティエスティテクノ)
    LoRaを活用した水田管理など、自治体、営農組合と実現した商用サービスについて紹介しました。
    「Wi-Fi HaLowのご紹介」 802.11ah推進協議会
    映像伝送が可能な IoT 向け無線規格 Wi-Fi HaLow を、特徴やユースケースを交えて紹介しました。
    「Wi-Fi HaLowによる実証実験」 株式会社CCJ
    WiCON2023に採択され、協賛企業賞を受賞した鈴鹿工業高等専門学校の「Wi-Fi HaLowを用いたいた茶畑のモニタリング」について紹介しました。