Quadrature Amplitude Modulation
直交振幅変調
直交振幅変調、直角位相振幅変調
2つの搬送波(I、Q)の振幅を変化させて伝送するアナログ変調方式
振幅変調(ASK)と位相変調(PSK)の組み合わせで多数の状態数を表現することにより、データを伝送する。
例えば、64QAMでは2の6乗(64)の状態を表現・識別することにより6ビットの伝送が可能であり、256QAMでは8ビットの伝送が可能である。多値になる程、受信機で信号を復調する際に干渉や雑音の影響を受けやすくなるため、高い信号対雑音比(C/N)が必要となる。
現行のケーブルテレビのデジタル伝送では、単一搬送波をQAM変調する方式が用いられている。
OFDMを用いる地上デジタル放送やDOCSIS 3.1では、個々の副搬送波(サブキャリア)についてQAM変調を行う。