日本ケーブルラボは、先に一般社団法人 日本ケーブルテレビ連盟/一般社団法人 日本CATV技術協会/一般社団法人 衛星放送協会が主催されたケーブルコンベンション2023(7/20~21開催)にて、「放送・配信サービスとIP技術」と題して、「オールIP実現に向けた取組み」と「ローカル5GによるIP放送実現に向けて」について講演しました。

この講演動画は、ケーブルコンベンション公式サイトにて公開しておりましたが、今般、ラボホームページにてアーカイブとして公開します。ケーブルコンベンション公式サイトでお見逃しされた方は、ぜひ、ご視聴ください。

講演概要

(1) オールIP実現に向け、IP放送運用仕様完成! (事業調査部長 木村明夫)

OTTサービスのより一層の浸透、あるいは地デジ同時配信の開始など、ケーブル業界を取り巻く環境は厳しさを増し、ケーブルテレビ放送のIP化が喫緊の課題となっています。このような中、日本ケーブルラボでは、昨年のIP配信システムガイドラインに続き、今年はIP放送開始に備えて、IP再放送運用仕様とIP自主放送運用仕様を作成しました。今回は、当該運用仕様をケーブル事業者視点でわかりやすく解説しました。

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(2) ローカル5GによるIP放送実現に向けて (技術部長 清水英夫)

ケーブル事業において集合住宅や辺地共聴向けのIP放送として、ローカル5Gの活用が期待されています。これを実現するには、多チャンネルの映像伝送において、回線利用効率を高めつつ信頼性も保持する伝送技術が必要です。これまで、解決する技術として提案してきた「適応型MBMS(ブロードキャスト配信)技術」を今回フィールドにて実証評価しましたのでその内容を紹介しました。

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