自治体・公共機関向けの最新ソリューションが集結する「自治体・公共Week 2026」は、防災・減災、インフラ維持管理、スマートシティ、地域活性化、DX推進など、公共分野の課題解決に直結するサービス・技術を紹介する専門展示会です。2026年5月13日~15日、東京ビッグサイトにて開催されました。
日本ケーブルラボでは、DX推進・AI・スマートシティ関連の製品サービスにおける最新技術動向の調査を目的として、本展示会に参加しました。
1. 全体サマリ
第一印象として感じたのは、獣害対策(特にクマ)関連製品・サービスが非常に多かったという点。
ニーズがとても高くなっていることがこれまで以上に強く感じる事ができた。
また、高齢者見守りソリューションとして、Wi-Fiセンシングや簡単で大型ボタンを搭載したものなどがあった。
一方で、AI関連においても、ローコード開発環境のサービス・ソリューションが展示されており、いよいよ自治体も市民開発環境が入ってくる傾向が見えてきた。
【会場全景:入口】
2. 獣害対策(クマ)
検知から撃退など様々なソリューションが展示されており、カメラソリューション(AIにてクマだけを検知する)や、クマが踏むと電気で撃退するマット・熊よけスプレーと連動するカメラなどもあった。中にはこじつけと思われるようなソリューションもあったが、大きな社会問題であることと、人命に関わる事でもあるため、出展数が多くなっているのであろうと納得できた。
カメラへのアクセス回線を質問した所、多くのベンダーではモバイル回線と回答、Wi-Fi Hallowについては、存在を知らない方もいた。
【クマ検知/通報カメラ】
【クマ検知カメラと撃退スプレー】
【クマ対策の電気マットなど】
3. 高齢者見守り製品・ソリューション
製品・サービスの数は多くないものの、デバイスを使った高齢者見守りもいくつかの展示があった。
おきでんのWi-Fiセンシングを使った高齢者見守りソリューションも展示されていた。
大型ボタンでの見守りサービスは、大きなボタンを押すことで生存確認をし、ボタンの色で次のアクションを合言葉で決めておく、黄色に光ったら子どもに電話するなどユニークな使い方を紹介。
通信回線はSIMを入れる方式。販売は個人ではなく高齢者住宅オーナー等への販売が主軸。
【BPLUST社 いろどり+ ボタン】
【価格 13,600円(1年)~27,600円(3年)】
【おきでん Wi-Fiセンシング】
【ソリューションとコンセント型設置端末】
4. AI関連ソリューション
AI-OCRやオリジナルRAGなどのこれまでも多く展示されているソリューションもあったが、
ローコードAIアプリ開発のDify・kintone・Filemakerなどが比較的大きなブース展開をしていた。
このローコード開発環境は、日本ケーブルラボの「ケーブルAI道場」でも活用しており、自治体などでも活用が今後進んで行くことなどが想定される。Difyは東京都が職員のAIアプリ構築環境として採用したと先日ニュースリリースもされていた。このようなフレームワーク自体をCATV事業者が知り、活用できる事、また自社のインフラと組み合わせる事が出来る。というような事こそが、次のBtoBG売上を拡大する事に繋がると感じた。
【Difyブース】
【kintoneブース】
【Claris FileMaker】
日本ケーブルラボでは、今後も国内外で開催される展示会等に参加し、最新技術動向の調査等を継続してまいります。











