最新の生成AIをはじめとした最先端のAI製品・サービスなどをはじめとるトレンド情報や、AI導入の事例セミナー等が聴講できる、「NexTexh Week2026 Spring」が、2026年4月15日ー17日、東京ビッグサイトにて開催されました。
日本ケーブルラボでは、AI製品・サービスなどに関する最新技術動向の情報収集として、この展示会に参加、調査を実施しました。
1.全体サマリ
最近の報道や、CES2026の状況などを踏まえ、国内でもフィジカルAI(ロボット)関連の展示が多数。
これまでに無かった専用エリアとなっていた。確かにロボットではあるが、そのほとんどが中国製であり、ソフトウェアをカスタマイズするソリューションも多くあった。
一方で、まだまだAI関連の教育・エージェント製作・Saas系サービスも多かったが、少しずつその存在感が増しているのは、オンプレミス(ローカルLLM)であった。
オフィスにおける社内専用チャットやVLMを搭載した、ローカル人物検知ソリューション、ラズベリーパイ相当のハードウェアNPUを搭載しエッジAIとして動作させるなど、AI*IoTの分野においても発展する近未来が見えた。

【会場全景:入口】
2.ローカルLLM関連
・ローカルLLMチャットデモ HPC SystemsではローカルLLMの展示をしており、機密性の高い社内情報などを外部に出さずに管理できるソリューションとして紹介。
・人物検知(VLM)デモ ㈱アラヤではNVIDIA DGX Spark+VLMで人物検知デモを実施。エッジAIとしての活用法を紹介
・AI*IoTデモ 丸文㈱ではToradex製のエッジAI基盤を使った人物検知デモを実施
・監視カメラ+ローカルAIを展示しているブースもあった。
これまでのSaas系AIサービスから、ローカル・エッジへの進化が展示からも読み取れた。

・Athena Technologies(松尾研発スタートアップ)から、ローカルLLMを用いた完全閉域のAIエージェント基盤を構築した事例として常陽銀行との共同開発案件が紹介された。

【Athena ブース】
・Besdy社はAIによるDXコンサルタント企業で、今回の主催者が選定した注目製品の中で2製品がトップ5に入った。パラミートは複数の部下からの報告を報告会を開催することなくAIがヒアリングしてまとめる提案で、会議時間を1/10にできるという触れ込み。

【注目製品TOP5】

【Besdy社のパラミート】
3.フィジカルAI・ロボット
会場内に新しくフィジカルAIゾーンが新設。各種ロボットやフィジカルAI展示が多数あった。
先日、東京国際フォーラムで開催されたAI博覧会よりも数多くのメーカーがロボット展示をしており、熱気に包まれていた。



・Nuvoton(台湾メーカ)
MPU,DSP,イメージセンサー等)パナソニック・セミコンダクターを買収し、日本拠点としてヌヴォトン・テクノロジージャパンとなる。リアルセンサーのAIによる可視化、制御を展示。地味ではあるがこれこそPhysical AI(ロボットではない)という気がする。

【NuvotonのリアルセンサーのAIによる可視化、制御】
日本ケーブルラボでは、今後も国内外で開催される展示会等に参加し、最新技術動向の調査等を継続してまいります。