日本ケーブルラボは2025年1月28日(火)、第65回ラボワークショップ「新年事業戦略を語るⅨ」を開催しました。
毎年開催しております「事業戦略を語る」は、今年で9回目となりますが、今回は、会場とWebinarによるハイブリッドにて開催しました。ケーブル業界をリードされているラボ特別賛助会員、およびケーブル事業者代表の皆様から新年を迎えての業界展望、戦略的商材等について語っていただきました。
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日時・場所
2025年1月28日(火)14:00~16:50
<会場>TKPガーデンシティPREMIUM東京駅丸の内中央 ホール12D
<オンライン>Zoom Webinarによる配信
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参加者数
234名
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プログラム
当日の講演動画はこちらに掲載しています。会員ログインの上、ご覧ください。
※なお、一部事情により視聴できない講演があります。あらかじめご了承ください
- 「日本ケーブルラボの事業戦略2025」 一般社団法人日本ケーブルラボ
- 日本ケーブルラボの5つの重点技術分野である、①オールIP②新サービス③有線④無線⑤サービス品質を主軸に、2025年度の主要テーマやケーブル業界に役立つ情報の説明、そしてラボ内に構築した近未来ルームの紹介をしました。
- 「令和6年能登半島地震と奥能登豪雨におけるKDDIの支援内容及び石川県の創造的復興にむけた取り組みについて」 KDDI株式会社
- 2024年(令和6年)の元日に能登半島で発生した地震や、9月の豪雨災害時にKDDIが行った支援内容(Starlinkやドローンの活用等)に加え、2024年10月25日に石川県と締結した包括連携協定の内容、及びこれに基づく創造的復興に向けた同県との取り組みについて紹介しました。
- 「地域防災と放送・通信のレジリエンスに向けた取り組み」 住友電気工業株式会社
- 昨年の能登半島地震、異常気象による水害など、昨今地域課題として重点的な取り組みを必要とされている地域の減災・防災DXに向けたシステムの紹介、また災害時のみならず将来にわたり持続的な放送・通信のサービスの提供に資するシステムと取り組みの紹介をしました。
- 「通信と放送を軸とした「地域課題を解決するソリューション」紹介」 ジャパンケーブルキャスト株式会社
- IP放送サービスと地域課題を解決するJCCの取り組みとして、ACAS_IPの開発状況や多チャンネル番組配信のマイルストーンについての説明、コミチャン運営をサポートする「えんてれ」や地域防災に貢献するDXによるサービスなどの紹介をしました。
- 「JDSの事業展開」 日本デジタル配信株式会社
- 2025年のサービスにおける取り組みとして、IPスティックとアプリによるIPマルチキャスト放送への対応、配信ネットワークの高度化としてのEtherHOG、地域活性化事業に貢献する「satonokaプロジェクト」、JDSのプラットフォームを利用したライブビューイング「オシビュー」などの紹介をしました。
- 「CNCIのビジョンと未来を見据えた取り組み」 株式会社コミュニティネットワークセンター
- CNCIが取り組むIP放送実現に向けたチャレンジについて、取り組みへの背景やコンセプト・ビジネスモデルの変革、今後の技術検証について、またCNCIグループの技術領域における、2050年技術ビジョンを制定するに至る経緯、同社が考える未来像、インフラ像などを踏まえ、今後のロードマップ創出にむけた活動を継続中である事を紹介しました。
- 「ID活用による顧客体験価値の向上について」 JCOM株式会社
- J:COMがお客さま体験価値(CX)向上にむけて、各種デジタル接点において、ID活用により、どのように構築しているのかを紹介しました。具体的には、マイページやMY J:COMアプリの機能、それらの浸透状況や利用率を紹介し、さらには、データドリブンなパーソナライズマーケティングにおける、現状課題や取り組みについても詳しく説明しました。
会場風景