日本ケーブルラボは2022年6月、「FLUTE/ROUTE技術概要報告書」を発行しました。
【調査報告書】
【調査報告書の概要】
FLUTEとROUTEは、いずれも片方向伝送路でファイルやオブジェクトを伝送する手段を規定しており、ケーブルテレビ事業者によるIP放送・再放送での利用や、ローカル5Gによる適応型MBMSを用いたFWAサービスのIP放送での利用が期待されています。
しかしながら、これらFLUTEとROUTEについては、国内での使用実績がなく、技術情報が整理されているとはいえない状況です。
本書では、これらの技術概要を整理し、体系立ててまとめることにより、FLUTEまたはROUTEを用いたサービスの機能要件定義あるいは運用仕様の策定に際して、参考となる情報を提供しています。
【調査報告書の構成】
- FLUTE/ROUTE概要
- FLUTEの構成
- ROUTEの構成
- まとめ
- 用語・略語および関連書類
- ATSC 3.0のサービスレイヤのシグナリング
- ROUTEにおけるシグナリングの例