日本ケーブルラボは2021年5月、「低遅延映像コンテンツ配信手法調査報告書」を発行しました。
JLabs DOC-083 1.0版「低遅延映像コンテンツ配信手法調査報告書」
昨今OTTによるIP映像配信が普及し、ABEMA NEWSチャンネルをはじめとしたリアルタイム配信も増加してきています。ただし、現状の配信においては、ネットワーク帯域の確保や遅延などいくつかの課題が見受けられ、特に遅延については、スポーツゲームなどにみられる現地との時間差が課題となっています。
今回、低遅延映像コンテンツ配信を行うために必要なプロトコルや運用など低遅延に有効な手法についての調査を行いました。その中で、現在の趨勢から有力な方式にフォーカスをあてて深掘りし、ケーブルテレビにおける低遅延配信の具現化やラボ仕様の標準化について提言をまとめました。
第1章 背景・概要
第2章 遅延の現状
第3章 配信プロトコル
第4章 低遅延対策
第5章 提言
第6章 用語と略語