日本ケーブルラボは、STBにおける個人番号カード読込み機能を2016年1月に仕様化(JLabs SPEC-031)しましたが、この機能を第3世代STBの必須機能の1つと位置付けるため、第3世代STBを定義している第3世代STBサービス・機能要件書を改定しました。また、4Kサービスの機能についてこれまで自主放送を含むいずれか1つの4Kサービスを必須としていましたが、本改定において高度BS再放送を必須機能に追加しました。これに付随して、第3世代STB仕様の概要をまとめたガイドラインについても改定しています。
【改定対象仕様書】
改定前:JLabs DOC-025 1.0版「第3世代STBサービス・機能要件書」
JLabs DOC-026 1.1版「第3世代STBガイドライン」
改定後:JLabs DOC-025 2.0版「第3世代STBサービス・機能要件書」
JLabs DOC-026 1.2版「第3世代STBガイドライン」
【第3世代STBサービス・機能要件書の主な改定】
1. 第5章の超高精細テレビジョン放送サービスに対する要求において高度BS再放送対応を必須機能と規定
2. 個人番号カード読込み機能を必須機能に追加
3. Appendix Iを設け、各版の必須機能・推奨機能を整理
【第3世代STBガイドラインの主な改定】
1. 第3世代STBのサービスに“個人番号カードを利用した公的個人認証サービス”を追加
2. 第3世代STBサービス・機能要件書の各版に対応する必須機能を整理
3. 「個人番号カード読込み機能仕様」(JLabs SPEC-031 1.0版)の主要項目を抜粋
4. IP自主放送におけるネットワークモデルを、2016年1月のIP放送運用仕様の改定に伴い、実運用に合うよう改定
【第3世代STBが実現するサービス】
なお、その他のラボ仕様書、技術文書は、ラボHPのライブラリ内「仕様書・技術文書」に掲載しています。