開催日 | 2015年11月13日(金) |
会場 | 品川プリンスホテル |
テーマ | ■米国のCATVビジネス最新動向 Comcast’s Network Architecture and Plans for DOCSIS3.1 [資料] [動画] [動画(同時通訳付)] (コムキャストのネットワークアーキテクチャとDOCSIS3.1に向けた計画) ■米国ケーブルラボの最新技術戦略 1. Emerging Wireless Technologies : Unlicensed LTE & 5G [資料] [動画] [動画(同時通訳付)] (最先端の無線技術:LTE-Uと5G) 2. Cable Labs R&D Projects Overview [資料] [動画] [動画(同時通訳付)] (ケーブルラボ研究開発プロジェクト概要) 3. Network Technologies Project Overview [資料] [動画] [動画(同時通訳付)] (ネットワーク技術プロジェクト概要) 4. UHD TV and IP Video Update [資料-1] [資料-2] [動画] [動画(同時通訳付)] (UHD TVとIPビデオ) |
日時:平成27年12月15日(火)15:00~17:00
場所:日本ケーブルラボ会議室
議事次第
議事
(1)前回議事録の確認
(2)連盟 次世代CAS検討状況報告
(3)次世代CAS機能要件検討
(4)総務省 HDR作業班の状況報告
(5)今後の予定
(配布資料)
企資料116-1 —- 平成27年度 第115回 事業企画委員会議事録(案)
企資料116-2 —- 4K/8K時代の次世代CAS検討状況(連盟資料)
企資料116-3 —- C-CAS+に対する事業者要望
企資料116-3-1 —- ARIB STD-B25/B61要件比較
企資料116-4 —- 第2回HDR作業班概要報告
企資料116-4-1 —- 超高精細度テレビジョン放送等に係るHDRの要求条件
企資料116-4-2 —- HDRパブリックコメント ARIB提案書(doc)
企資料116-4-3 —- HDRパブリックコメント ARIB提案書(ppt)
企資料116-5 —- 事業企画委員会 スケジュール
日時:平成27年12月10日(木)15:00~17:00
場所:ラボ3階会議室
議案
(1) 第67回運営委員会議事録確認
(2) 承認事項
・IP放送運用仕様(SPEC-028)の改定
(3) 審議事項
・WGの今後の扱いについて
- PON相互接続WG
- 集合住宅通信高速化WG
(4) 報告事項
・4K HEVCリアルタイムエンコーダ画質評価検討状況報告
・新技術講習会制度検討状況報告
・4K自主放送運用仕様の実証実験結果報告(SPEC-017/18/19)
・委員会活動報告
- 事業企画委員会
- 技術委員会
- 認定委員会
・IPv6によるインターネットの高度利用化に関する研究会報告
・その他
- [資料配布] 米国ラボの最新情報報告
- [資料配布] 第35回理事会開催結果報告
- [資料配布] ラボオータムセミナー2015開催報告
- [資料配布] 第31回ラボ技術セミナー開催報告(大阪)
(5) その他
・ラボカレンダー
・運営委員会開催スケジュールの確認
(配布資料)
資料68-00—–第68回運営委員会の議事次第
資料68-01—–第67回運営委員会議事録案
資料68-02—–IP放送運用仕様書(SPEC-028)の改定
資料68-02-2—JLabs SPEC-028_1.1版_IP放送運用仕様(自主放送)_改訂履歴抜粋版
資料68-04—-WGの今後の扱いについて(PON相互接続WG、集合住宅通信高速化WG)
資料68-05——4K HEVCリアルタイムエンコーダ画質評価検討状況
資料68-06—–新技術講習会制度の検討状況
資料68-07—–4K自主放送運用仕様の実証実験結果報告
資料68-07-2—JLabs SPEC-017_3.0版_デジタル放送高度リマックス運用仕様(自主放送)_改訂箇所抜粋版
資料68-08—–事業企画委員会活動報告
資料68-09—–技術委員会活動報告
資料68-10—–認定委員会活動報告
資料68-11—- IPv6によるインターネットの高度利用化に関する研究会報告書
資料68-12—–国際セミナー資料(2015.11.13開催)
資料68-13—–第35回理事会開催報告
資料68-14—–ラボオータムセミナー2015開催報告
資料68-15—–第31回ラボ技術セミナー開催報告(大阪)
資料68-16—–ラボカレンダー
資料68-17—–運営委員会開催スケジュール
2015年12月7日より賛助会員となった株式会社トラフィック・シムよりメッセージが届きました。
弊社は、全国の放送・通信事業者向け放送用業務機器のシステム開発・販売を行っているメーカーです。 ベースバンド/TS/RF/IPや4K/8Kと様々なシーンで、リアルタイム監視やアナライザ、同録システム、マルチビューアなどをご利用頂いております。 今後、まずはTrafficSimに相談だ、と言って頂けるよう、活動して行きたいと考えております。 |
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2015年12月7日より次の法人が新たにラボ会員となりましたので、お知らせします。
■株式会社トラフィック・シム(賛助会員)
http://www.trafficsim.co.jp/
今号ではクオリティ・オブ・エクスペリエンス(QoE:Quality of Experience)について取り上げてみたい。QoEは、ユーザ体感品質と訳されるが、提供されたサービスに対してエンド・ユーザによって「主観的」に知覚されるアプリケーションやサービスの全体的な受容性であるとITU-T勧告P.10/G.100では定義されている。主にネットワーク性能を表し、定量的な指標で評価しやすいQoS(Quality of Service)に比べると、QoEは主観的に知覚された結果であるため評価が難しい。
QoE評価方法には、評価者による心理評価に基づきサービス品質を定量化する「主観品質評価法」と測定可能な物理量から主観品質を推定する「客観品質評価法」がある。前者は、時間と労力がかかり、また専用の評価設備(ブースやAV機材)が必要であるため、監視・運用への適用を目的に後者への取り組みが盛んになっている。
では、どのような測定可能な物理量(指標)からQoEを推定することができるであろうか。QoS評価で一般的な速度、レイテンシーに加え、パケット損失も重要である。これら指標について、①ユーザが実際にサービスを利用するエリアに関連付いたものであり、②最繁時間帯を含む十分長い期間の平均値を用いることで、ユーザ体感に近づけることができる。
しかし、どのようなサービス、アプリケーションかによってどの指標が重視されるべきかは違ってくる。Web閲覧では、短いバーストトラヒックに耐え得る速度が必要であり、また、ダウンロード時間が長引かないようにレイテンシ―とパケット損失を低く抑える必要がある。
ビデオアプリケーションでは、持続的に高い速度を得られることが第一に重要である反面、始まりを除けばレイテンシ―はあまり重要ではなく、パケット損失も速度が低下するほどでなければ影響は少ない。Netflixの米国ISP速度インデックスやGoogleのビデオ品質レポートはユーザによく知られているが、専門家によれば、限定的な速度測定結果でありOTTのQoE指標としては不十分であると言われている。
ネットワークゲームは、速度の高さを要求されるものがあり、さらにレイテンシ―とパケット損失が大きいと反応の遅れでQoEは低下してしまう。電話は低速サービスであるが、レイテンシ―とパケット損失を低く抑えなければ通話の円滑さが損なわれ、ユーザは品質劣化と感じる。
このように同じネットワークでもサービス、アプリケーションによってQoEは異なってくるため、総合的に評価する必要がある。そこで、前述の①、②の条件を満たすように収集した指標データを使い、代表的なサービスごとに評価格付けしたものを横並びにして総合的な評価とするような手法が提案されている。ここで、代表的なサービスとは、Web閲覧、ビデオ、SNS、ゲーム、アップ・ダウンロード、電話、等である。
このようにQoEを総合的かつサービスごとにきめ細かく評価することで、ネットワークの現状について改善すべき点を抽出して対策すること、さらには将来的なネットワーク設計を効率的に推進することが可能となる。
日本ケーブルラボでは、トラヒック管理、設備増強、速度測定などの運用面における指針を示し、安定的なネットワーク運用の一助とするべく「ネットワーク速度・帯域管理ガイドラインJLabs DOC-028 1.0版」を2015年6月に策定した。引き続きトラヒックや技術の動向調査を行ない、QoEの向上に資するガイドラインとなるよう改定していきたいと考えている。
(本内容は、『ケーブル新時代』(発行:NHKエンタープライズ)2015年12月号に掲載されたものです。)
2015年11月20日、大阪のTKPガーデンシティ大阪梅田にて、第31回ラボ技術セミナーを開催し、ラボの2015年度上期の研究活動を報告しました。
セミナー後のアンケートによると、「High Dynamic Range(HDR)とケーブル4Kサービスへの影響」、「ネットワークDVRと最新映像配信調査」についての報告が好評でした。
1. 参加者数
19社74名
2. プログラム
■2015年度上期 活動報告
1. 2015年度上期活動総括
2. 4K BS再放送運用仕様の検討状況
3. High Dynamic Range(HDR)とケーブル4Kサービスへの影響
4. ネットワークDVRと最新映像配信調査
5. ケーブルWi-Fiの最新課題とラボ対応状況
6. ケーブル関連技術の国際標準動向
※ 配布資料はこちらに掲載しています。会員ログインのうえ、ご覧ください。
11月12日(木)、東京において米国ケーブルラボとの二者会議を行いました。この会議はそれぞれが抱える課題や市場環境を互いに理解し、活動に役立てるために随時開催しているものです。
今回は、日本ケーブルラボから松本専務理事ほか7名、米国ケーブルラボからCOOのChris Lammers 氏ほか6名、それにComcast社Vice PresidentのJorge Salinger氏を加え、4K、Wi-Fi、DOCSIS、仮想化などの技術動向や課題について議論しました。この会合の成果は、今後の活動に活かしていきます。
日時:平成27年12月1日(火)15:00~17:00
場所:日本ケーブルラボ会議室
議事次第
議事
(1)前回議事録の確認
(2)次世代CAS機能要件検討について
(3)SeeQVault他著作権保護技術について
(4)今後の予定
(配布資料)
企資料115-1 —- 平成27年度 第114回 事業企画委員会議事録(案)(12/7再掲版)
企資料115-2 —- 次世代CAS機能要件検討について
企資料115-3 —- SeeQVault対応製品の状況
企資料115-4 —- 事業企画委員会 スケジュール
去る11月13日(金)、東京・品川において「ラボ オータムセミナー2015」を開催しました。
午前に開催した第I部第30回ラボ技術セミナーでは、ラボによる2015年度上期の研究活動報告ならびに総務省衛星・地域放送課齋田課長補佐による特別講演を行いました。
午後の第II部第4回ラボ国際セミナーでは、コムキャストと米国ケーブルラボから講師を招き、米国のケーブル業界におけるビジネス最新動向、米国ケーブルラボの最新技術戦略についてそれぞれ専門家による講演を行いました。
セミナー終了後のアンケートでは、コムキャスト社で展開されているアクセスネットワーク戦略や、米国ケーブル業界が世界に先駆けて進めているサービスのオールIP化に関心を持ったという回答が多く寄せられました。
参加者数、講演テーマ等は次のとおりです。
なお、第30回ラボ技術セミナーについては、配布資料と講演時の映像をこちらに掲載しています。会員ログインのうえ、ご覧ください。
1. 運営
第I部、第II部 主催 一般社団法人日本ケーブルラボ
第II部 協賛 一般社団法人日本ケーブルテレビ連盟、一般社団法人日本CATV技術協会
後援 総務省
2. 参加者数
第I部 第30回ラボ技術セミナー 173名
第II部 国際セミナー 110名
第III部 情報交換会 67名
3. プログラム
(1) 第I部 第30回ラボ技術セミナー
・2015年度上期 研究活動報告
① 2015年度上期成果総括
② 4K BS再放送運用仕様の検討状況
③ High Dynamic Range(HDR)とケーブル4Kサービスへの影響
④ ネットワークDVRと最新映像配信調査
⑤ ケーブルWi-Fiの最新課題とラボ対応状況
⑥ ケーブル関連技術の国際標準化動向
・特別講演
ケーブルテレビ業界の現状と課題 ~4K・8Kロードマップを中心に~
総務省 衛星・地域放送課 課長補佐 齋田 信二郎 氏
(2) 第II部 国際セミナー
・米国のCATVビジネス最新動向
① コムキャストのネットワークアーキテクチャとDOCSIS3.1に向けた計画
・米国ケーブルラボの最新技術戦略
① 最先端の無線技術:LTE-Uと5G
② ケーブルラボ研究開発プロジェクト概要
③ ネットワーク技術プロジェクト概要
④ UHD TVとIPビデオ