第3世代STBサービス・機能要件書におけるIPコンテンツ提供手段の一つとしての、IP通信によるVODサービスを提供するために必要な運用仕様を、IP-VODサービス運用仕様(JLabs SPEC-030)として策定しました。
本運用仕様は、VODプラットフォーム事業者がIP-VODサービスを提供するためのもので、4Kに加え、HD、SDにも対応しています。
【IP-VOD運用仕様の概要】
①サービス運用
本運用仕様におけるサービス運用は、サービスモデルとしてVOD PF事業者によるサービス提供を前提とし、またネットワークモデルとしては回線品質が非保証であるオープンネットワークで実現することを前提としています。
②配信仕様
ネットワーク状況に応じてコンテンツ配信を調整し、安定した配信を行う適応型ストリーミング方式(ISO/IEC 23009-1で規定)であるMPEG-DASH(MPEG-Dynamic Adaptive Streaming over HTTP)を採用しています。
③コンテンツ符号化
コンテナ方式としてISO Base Media File Format(ISO/IEC 14496-12)(MP4形式)を用いるものとし、受信機への対応を必須としています。
④コンテンツ保護
暗号化アルゴリズムは128ビットのAESとし、暗号化方式はISO/IEC 23001-7で規定されるCENC(Common Encryption)を利用します。これにより、同一プラットフォーム内で複数のDRM対応が可能となります。
⑤受信機仕様
コンテンツ再生に関するユーザインターフェイス要求事項とハード・ソフトウェア要求事項について規定しています。
⑥参考情報
Appendix I~IVで、DOCSISを用いた場合の留意点、HTML5ブラウザに関する要件、ケーブルプラットフォームにおけるDRMの概要およびパレンタル運用時の留意点についてまとめています。


