2014年8月7日、NTTアドバンステクノロジ株式会社(NTT-AT)は、映像符号化国際標準 H.265/HEVCのソフトウェアコーデック開発キット「HEVC-1000 SDK」を本年8月7日に、ファイルコンバートソフトウェア「RealFeel FileConvert 4K」を同26日にバージョンアップし販売開始すると発表しました。詳細は下記リリースをご覧ください。
2014年8月7日、NTTアドバンステクノロジ株式会社(NTT-AT)は、映像符号化国際標準 H.265/HEVCのソフトウェアコーデック開発キット「HEVC-1000 SDK」を本年8月7日に、ファイルコンバートソフトウェア「RealFeel FileConvert 4K」を同26日にバージョンアップし販売開始すると発表しました。詳細は下記リリースをご覧ください。
2014年8月20日付電波新聞に、「米CATVネット契約 件数で初、有料TV抜く 第2四半期10社合計 38万2千件の純増」と題された記事が掲載されています。
ケーブルテレビ情報センター(CRI)は2014年8月25日、東京で「第127回CRIフォーラム」を開催しました。詳細は下記リリースをご覧ください。
2014年8月25日、株式会社U-NEXTは、同社が運営する映像配信サービスU-NEXTを家庭のテレビで楽しめる、ファーウェイ製のセットトップボックス『U-NEXT TV』を同日より提供開始したと発表しました。詳細は下記リリースをご覧ください。
2014年8月18日付映像新聞に、「スカパー東京メディアセンター Channel 4Kの放送設備 ファイルベースで収録・送出」の見出しで、次世代放送推進フォーラム(NexTV-F)の4K試験放送「Channel 4K」の送出拠点となっているスカパーJSATのスカパー東京メディアセンターに関する記事が掲載されています。
米国CableLabs(米国ラボ)が主催する「サマーカンファレンス2014」が8月3日~6日、コロラド州キーストーンで開催され、ラボからも参加しました。カンファレンスでは米国ラボ、ケーブル事業者、および関連ベンダの最新の取り組みが紹介され、参加人数は約400名でした。
米国ラボの現在の主要テーマは、DOCSIS 3.1、Wireless、Cybersecurityの3つ。このうちDOCSIS 3.1については、運用保守関連の仕様策定と並行し、複数のベンダが装置開発を進めており、2015年には製品がリリースされる見込みです。
4Kについては、色深度等の人間の視覚に関わるパラメータの考慮やHDR(High Dynamic Range)技術の利用について研究が進められているのが印象的でした。
また、ここに来て米国においてもFTTH化への働きが進展している模様で、伝送路関連のセッションにおいて事業者が進める光化の話が多く聞かれました。
8月21日~22日、正会員(ケーブル事業者)の若手技術者を対象とした技術講習会「デジタルケーブル」をラボにて実施し、7名のケーブルマンが参加しました。今回は、従来のカリキュラムに加え、IPマルチキャストの基本概念等IP技術に関する技術講義と第3世代STBに関する基礎講義を盛り込みました。また、ラボのヘッドエンド設備を利用した測定実習、STBの認定テストの実施研修を行いました。
今年度は、10月にも同様の講習会の開催を予定しています。
<講義内容・スケジュール>
【1日目】2014年8月21日(木)
10:00~10:30 | オリエンテーション |
10:30~12:00 | ケーブルネットワークとそのサービス |
13:00~14:30 | 放送とケーブルテレビ |
14:45~16:15 | 日本ケーブルラボ仕様(JLabs SPEC) |
16:30~17:30 | 第3世代STBとケーブルDLNA |
【2日目】2014年8月22日(金)
10:00~11:30 | スペクトラムアナライザによる測定実習 |
12:30~14:00 | QAM/OFDMアナライザ・TSアナライザによる測定実習 |
14:00~16:00 | STBの認定テストデモンストレーション |
16:00~16:30 | ミニテスト |
本年8月より次の法人が新たにラボ会員となりましたので、お知らせします。
■賛助会員(1社)
KAONMEDIA CO.LTD
日時:平成26年8月19日(火)15:00~17:00
場所:日本ケーブルラボ会議室
議事次第
議事
(1)前回議事録の確認
(2)第3世代STBサービス機能要件について
・要件書 脚注に記載の外部団体の状況(ARIB規格会議)
・第3世代STB仕様関連TGの進捗状況
・タブレット・スマートフォン連携事例
(3)新サービス・プラットフォーム推進特別委員会の取り組みについて(連盟)
(4)ネットワークDVRの検討
(5)今後の予定
(配布資料)
企資料085-1 —- 平成26年度 第84回 事業企画委員会議事録(案)
企資料085-2 —- ARIB第92回規格会議
企資料085-3 —- 第3世代STB仕様関連TGの進捗状況
企資料085-4 —- 新サービス・プラットフォーム推進特別委員会の取り組み
企資料085-5 —- ネットワークDVRの検討整理
企資料085-5-2 — nPVRについて_JCOM
企資料085-6 —- Smart JCOM Box・Smart TV Box サービス
企資料085-7 —- モバイル連携事例JDS
企資料085-7-2 –(参考)次世代放送サービス 用語集
企資料085-8 —- どこでもテレビセット割_ CCN 岐阜
企資料085-9 —- 事業企画委員会 スケジュール
2014年8月8日に2014年度第2回認定審査を実施しました。
1.認定審査結果
認定審査を行い、以下の製品が「合格」となりました。
【認定製品一覧】
受検社名 | 製品種別 | 申請区分 | 型式/品番 | 受検JLabs SPEC |
|
日本アンテナ | 遠隔制御対応V-ONU | 新規認定 | SRT26C14 | 014[1.0] |
[ ]は仕様書版数
2.次回認定審査
2014年度第3期認定審査
・申請受付期間:2014年7月28日~8月22日
・認定審査:9月下旬開催予定
日本ケーブルラボでは岡山県ケーブルテレビ振興協議会より要請を受け、去る8月8日、同協議会の技術部会において「今後のFTTH高度化に向けて」と題し、集合住宅対策、ネットワークの10G化ならびにインフラの強靭化対策などについて講演を行いました。
当日は、ラボからの講演のほか株式会社愛媛CATVからのRFOGシステム採用局による導入事例の紹介がありました。台風の影響もあって少人数による開催となりましたが、参加者は、先日、ラボより会員各社へ送付した「羅針盤2014」を持参、参照しながら熱心に聴講されていました。
当日の配付資料は、こちらよりご覧ください。
<開催概要>
・主催:岡山県ケーブルテレビ振興協議会
・日時:2014年8月8日(金)14時開会
・場所:玉島テレビ放送(株)ホール
日本ケーブルラボでは、去る8月5日開催の宮崎県ケーブルテレビ協議会において、「ケーブルテレビ技術の最新技術動向」と題して講演を行いました。
宮崎県内各社からの近況報告ののち、宮崎県総合政策部関係者を含め20名を超える参加者の中での講演となりました。協議会の皆様からは非常に参考になったとの評価をいただきました。
当日の配付資料は、こちらよりご覧ください。
<開催概要>
・主催:宮崎県ケーブルテレビ協議会 (会長 宮崎ケーブルテレビ(株)代表取締役社長 井上 敬雄)
・日時:2014年8月5日(火)15時開会
・場所:宮崎ケーブルテレビ(株)コミュニティーホール
7月29日・30日の2日間、東京国際フォーラムにて「ケーブル技術ショー2014」が開催されました。今年の展示内容としては、やはり4K放送に関わるものが多く、RF・IP搭載モデルを提案するPanasonicやHumax、ハイブリッドBoxの拡張ユニットによる4K対応を考えるPioneerなど、既存STBベンダが4K対応STBの展示を行っていました。また、ArrisのUHD対応STBや、BN-MUXの4K対応STB展示など、現状国内で展開していないベンダによる展示があり、4K本放送に向けてSTB市場が活発になってくることが予見されました。
4Kコンテンツ制作関連としては、4K収録用カメラや4K対応編集システムなどが展示され、ケーブル事業者による4Kコンテンツの制作環境が整いつつあると感じられました。試験放送の開始により、コンテンツ制作の分野でも、今後一層4Kの取組みが活発になって行くのではないかと思われます。
また、伝送関連としては、集合住宅向けの次世代伝送対応として、Remote-MACベースのCMC(Cable Media Converter)の展示やDOCSIS3.1の下り信号送出デモなど、下り速度向上のための展示が行われていました。ただし、既存HFCの場合、上り速度の向上のための周波数拡張が困難という問題があり、今回の展示ではこれに対する解決策の展示は見られず、今後検討していくべき課題として残されていると感じられました。
ビッグデータ。この言葉を新聞・雑誌記事やニュースサイト上で見聞きした方も多いであろう。一言で言えば、大量のデータを分析し、要因調査や将来予測を行うことである。
これまでも大量データを基にした分析処理はコンピュータシステムの歴史と共に行われており、身近なところではスーパーやコンビニ等での販売データ等を分析し、商品開発や仕入・商品配置、広告等への活用事例が挙げられる。
ビッグデータの前は「データウェアハウス(DataWarehouse/DWH)」という言葉で同様のソリューションが謳われていたが、ビッグデータとの違いとしては、DWHは主に構造化データ(売上・販売データのように目的別ごとに編成されたデータ)を対象とし、ビッグデータは構造化データ以外にも、イメージやセンサーデータ等の非構造化データも含めた多種多様なデータおよびそれを分析することを表している。
ビッグデータが広く普及しつつある理由としては、ICT技術の発達によるデータ収集・処理プラットフォームコストの低下、また、データ分析技術の向上等も挙げられるが、その背景要因として多種多様なサービスが混在してきた中で、常に顧客ニーズをとらえ、タイムリーにサービス提供していくことが求められる時代となってきたことがある。
ケーブル業界でのビッグデータの利用に向けて
ケーブル業界におけるビッグデータの活用例としては、サービス品質の向上、加入・利用促進、解約防止等の既存サービス・顧客向けの対応だけでなく、ターゲット広告やデータの二次利用等での社会(地域)貢献や、更なる収益向上にも活用できる。また、分析結果を基にしたリソースの運用効率向上でコスト削減も期待できる。
そのビッグデータの情報源としては、各種既存システム・設備のデータや作動ログ、監視・測定値等に加えて、新たなセンサー機器の利用や気象情報やツイッター等のSNSなどの外部データが挙げられる。
これらの多種多様なデータを基に並列分散処理技術やインメモリ分散キャッシュ、複合イベント処理と言った技術を利用したビッグデータ分析プラットフォームを用いて、また、データ/テキストマイニング、機会学習といった大量データの分析技術を活用して、データ分析を行っていく。
一見、難しそうでコストも掛かりそうな仕組みではあるが、分析プラットフォームの構築・利用やデータ分析作業には、そのプラットフォーム提供、分析支援を行うソリューション事業者も出てきており、敷居は下がりつつあると考える。
しかしながら、素となるデータは、提供サービス、設備、利用者、地域・環境等によって変化し、また、事業者としてどのような目的に対してビッグデータを利活用するかによって、そのアプローチも異なるため、全てにおいて共通化できるものではなく、事業者においても継続的なデータの取集と蓄積、個人情報取り扱いポリシーの明確化、データのモデリング手法の確立、ビッグデータに関わる人材育成、費用対効果の妥当性の検証等の課題に対して、継続的に検討・対応を行っていくことが求められる。
ケーブルラボでは、昨年8月にビッグデータ検討タスクフォースを発足させ、ケーブル業界でのビッグデータの活用について調査・検討を行い、報告書をまとめさせていただいた。
是非、一読いただき、ケーブル業界でのビッグデータの在り方と自社での活用検討について考える機会を持っていただければ幸いである。
(本内容は、『ケーブル新時代』(発行:NHKエンタープライズ)2014年8・9月合併号に掲載されたものです。)
日本ケーブルラボは、2014年7月29日~30日に東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催された「ケーブルコンベンション2014」で「すべてがわかるケーブル4K」と題し講演するとともに、その関連イベントである「ケーブル技術ショー2014」で「第3世代STBとこれを支えるケーブル技術」のパネル・デモ展示を行い、ラボの日頃の活動状況を発表しました。
1.ケーブルコンベンション講演
「すべてがわかるケーブル4K」と題し、下記の4講演を実施しました。
・日時:7月29日(火)13:00~15:00
・会場:東京国際フォーラム G409
・講演内容:「すべてがわかるケーブル4K」
(1)4Kテレビの技術的位置づけ
(2)ケーブルテレビにおける4Kサービス
(3)4Kテレビのコア技術コンポーネント
(4)4K対応第3世代STBのラボ検討状況
※上記講演資料・動画はこちらより閲覧できます。
2.ケーブル技術ショー展示
28日~30日の3日間にわたって行われた「ケーブル技術ショー」では、「第3世代STBとこれを支えるケーブル技術」をテーマに、パネル・デモ展示を行いました。
・日時:7月28日(月)18:00~20:00(特別内覧会)
7月29日(火)~30日(水)10:00~17:00
・会場:東京国際フォーラム 展示場 テーマゾーン内
・展示内容:「第3世代STBとこれを支えるケーブル技術」
– 第3世代STBの取り組み(第3世代STB概要、開発ロードマップのパネル展示)
– リモート視聴(DLNAとリモート視聴のパネル・デモ展示)
– 運用保守(運用情報共有システム、プロアクティブメンテナンスのパネル・デモ展示)
– ラボの活動(デモ展示)
来場者は途絶えることなく、総務省をはじめ、ケーブルテレビ連盟、韓国ケーブルテレビ連盟会長、フィリピンケーブル事業者ツアー、CRIツアーの方々が視察に訪れ、展示ブースは大勢の参加者でにぎわいました。
またケーブル技術ショー全体の来場者数は2日間で9,512名を数え、多くの参加者に向けて第3世代STBの取り組みなど、ラボの日頃の活動を紹介することができました。
日時:平成26年8月5日(火)15:00~17:00
場所:日本ケーブルラボ会議室
議事次第
議事
(1)前回議事録の確認
(2)第3世代STBサービス機能要件について
・要件書 脚注に記載の外部団体の状況に関して
・第8章 タブレット・スマートフォン連携機能に対する要求に関して
(3)文化庁文化審議会著作権分科会の状況
(4)ネットワークDVRの検討
(5)今後の予定
(配布資料)
企資料084-1 —- 平成26年度 第83回 事業企画委員会議事録(案)
企資料084-2 —- 第3世代STB要件書 脚注(外部団体の状況)
企資料084-2-2– 第3世代STB要件書(第8章抜粋)
企資料084-3 —- 文化庁 第14期文化審議会著作権分科会 各小委員会課題
企資料084-4 —- ネットワークDVR検討項目の整理
企資料084-5 —- 事業者 社内議論資料
企資料084-6 —- 事業企画委員会 スケジュール
参考)著作物等の適切な保護と利用・流通に関する小委員会委員名簿
日時:平成26年7月31日(木)16:00~18:00
場所:日本ケーブルラボ 7階会議室
議事次第
1. 技術委員会 議事
(1)前回議事録確認 (技資料085-1)
(2)技術委員会 新体制の確認 (技資料085-2)
(3)第3世代STB検討体制の確認 (技資料085-3)
(4)第3世代STB検討 各TGの状況
・4Kサービス運用仕様TG (技資料085-4)
・ハイブリッドキャスト023対応TG
・DLNA-WG/TG
(5)第3世代STBガイドラインの検討 (技資料085-5)
(6)今後の予定 (技資料085-6)
(配布資料)
技資料085-1 第84回技術委員会議事録(案)
技資料085-2 技術委員会メンバー一覧
技資料085-3 第3世代STB検討状況
技資料085-4 4Kサービス運用仕様TGへのメンバー追加について
技資料085-5 タブレット・スマートフォン連携機能_事例紹介
技資料085-6 技術委員会スケジュール
日時:平成26年7月8日(火)15:00~17:00
場所:日本ケーブルラボ 7階会議室
議事次第
1. 技術委員会 議事
(1)前回議事録確認
(2)第3世代STB検討 各TGの状況
・4Kサービス運用仕様TG
・ハイブリッドキャスト023対応TG【開催なし】
・DLNA-WG/TG
(3)第3世代STBガイドライン目次案
(4)今後の予定
(配布資料)
技資料084-1 第83回技術委員会議事録(案)
技資料084-2 運用仕様書サービス要件と対応方針
技資料084-3 4KTG 第4回 議事録
技資料084-4 技術委員会活動状況報告(暫定)
技資料084-5 第3世代STB仕様
技資料084-6 第3世代STBガイドライン(案)
日時:平成26年6月27日(金)15:00~17:00
場所:日本ケーブルラボ 7階会議室
議事次第
1. 技術委員会 議事
(1)前回議事録確認
(2)第3世代STB検討 各TGの状況
・4Kサービス運用仕様TG
・ハイブリッドキャスト023対応TG
・DLNA-WG/TG
(3)第3世代STBガイドライン
(4)今後の予定
(配布資料)
技資料083-1 第82回技術委員会議事録(案)
技資料083-2 第3世代STBガイドライン案
技資料083-3 第3世代STB機能要件対応表
技資料083-4 技術委員会からの確認事項 回答(事業企画委員会)
技資料083-5 第81回事業企画委員会議事録
技資料083-6 技術委員会スケジュール
日時:平成26年6月5日(木)15:00~17:00
場所:日本ケーブルラボ 7階会議室
議事次第
1. 技術委員会 議事
(1)前回議事録確認
(2)次世代STBのハイブリッドキャスト対応に伴う技術仕様(JLabs SPEC-023)の改定
(3)第3世代STB検討 各TGの状況
・4Kサービス運用仕様TG
・ハイブリッドキャスト023対応TG
・DLNA-WG/TG
(4)今後の予定
(配布資料)
技資料082-1 第81回技術委員会議事録(案)
技資料082-1-1 ケーブル関連省令rev2
技資料082-2 ハイブリッドキャスト対応に伴う運用仕様の改定
技資料082-2-1 第11章Hybridcast対応(JLabs SPEC-023 新設)
技資料082-2-2 Annex D Hybridcast対応要件とJLabs拡張APIの追加(JLabs SPEC-023 新設)
技資料082-2-3 JLabs SPEC-023 1.3版関連箇所抜粋
技資料082-2-4 JLabs SPEC-023 1.3版仕様書_変更内容一覧
技資料082-3 第3世代STB関連運用仕様策定スケジュール案
技資料082-4 第3世代STBサービス・機能要件対応表
技資料082-5 技術委員会スケジュール
【参考】第80回 一般社団法人日本ケーブルラボ 技術委員会 議事録(案)