今年度、ラボ ケーブル運用技術WGでは、従来のような事後のネットワーク障害対応ではなく、障害が発生する前にその兆候をシステム的に見つけ出す「ケーブルネットワークの予防保全(Proactive Network Maintenance、以下PNM)」の検討を行っています。
本検討では、DOCSISケーブルモデムシステムのPre-Equalization*(以下Pre-EQ)機能を用いた障害予兆検知・対策実施の有用性について検討を進めており、現在までに国内外ケーブル事業者の取り組み状況等について調査・検討を行いました(下図参照)。
今後、トライアル環境において、さまざまなケースを想定したPre-EQ機能の検証実験を行い、Pre-EQを用いたPNMの有用性について報告します。また、今年度内にPNM報告書として取りまとめる予定です。
* Pre-Equalization:DOCSISにおいてCMTSから通知された情報を基にケーブルモデムが線形歪(群遅延やマイクロリフレクション)を補正する。これにより、CMTS-CM間伝搬のための周波数特性が変化し、元の平滑な周波数特性の信号がCMTSまで到達する。

PNMについては、こちらもご覧ください。




