ケーブル国際標準化活動状況報告会開催報告 ITU-T、IECでの日本の取り組み、標準化活動を紹介

Posted on: 2月 12th, 2014 by JLabs_Web管理者 No Comments

日本CATV 技術協会(GS*対応WG)と日本ケーブルラボ(国際標準化対応WG)が業界を代表して活動しているケーブルテレビ関連の国際標準化活動(ITU-T SG9)について、会員の皆さまのご理解を深めていただくことを目的に、2月5日にラボにて活動状況報告会を開催しました。当日は講演者等含め、約50名の方に参加いただきました。
注* Global standards

ケーブル国際標準化活動状況報告会
主催 一般社団法人日本ケーブルラボ、一般社団法人日本CATV技術協会
開催日時 2014年2月5日(水)14:00-17:30
会場 一般社団法人日本ケーブルラボ 7階会議室
内容 ■講演
(1)総務省における標準化活動
(2)JCTEA 規格・標準化委員会と国際標準化の取り組み
■ITU-T SG9の活動報告
(1)SG9の概要
(2)コンテンツ保護方式関連活動状況
(3)ビデオ伝送方式関連活動状況
(4)端末連携・ハイブリッドキャスト関連活動状況
(5)レジデンシャルゲートウェイ関連状況
(6)プラットフォーム関連活動状況
■IECの活動状況
(1)ケーブル伝送に関するIECでの標準化動向

国際標準化活動にあまりなじみのない方にもITU-T SG9(ケーブルに関するStudy Group)の活動の全体概要を理解いただけるよう、日本からの出席者が取り組んでいる標準化の概要と課題を中心に、会合の審議結果に加え、国内の標準化活動との関係や標準化を行っている技術概要について紹介しました。

アンケート結果より、90%の参加者から「有意義な報告会だった」との回答をいただきました。また、主な回答として「日本独自仕様(ガラパゴス化)とならないように国際標準化を進めてほしい」、「ケーブル関係について、ITUやIECの取り組みや進捗状況がよく理解できた」といった声が聞かれました。

CES2014レポート 各メーカーが4K製品を大々的に展示、2014年商用化を確信

Posted on: 2月 12th, 2014 by JLabs_Web管理者 No Comments

一般消費者が利用するコンシューマ家電を対象とする世界最大規模の見本市「CES2014」が、2014年1月7日から10日まで米国ラスベガスで開催され、ラボも視察しました。

展示の中心は、ウルトラHD(4K)とモノのインターネット(Internet of Things: IoT)に集約され、個別キーワードとして、Connected Home、Wearable Tech、ユーザーインタフェースなどが挙げられ、いずれも試作レベルから一挙に実用化の兆しを明示していました。ウルトラHDに関しては、日中韓の情報家電大手がそろって大々的に展示し、4Kの2014年商用化を確信するものでした。

詳細資料はこちらよりご覧ください。

第1回次世代伝送ワークショップ開催報告 各事業者における伝送設備の更新/移行取り組みに高い関心集まる

Posted on: 2月 6th, 2014 by JLabs_Web管理者 No Comments

次世代のケーブル伝送技術について討議することを目的に、2014年1月22日に東京・三田にて次世代伝送ワークショップを開催しました。当日は事業者・ベンダー他116名、パネラーや講演者を含めると約130名の方々が参加されました。

第1回次世代伝送ワークショップ
開催日 2014年1月22日(水)13:30~17:00
会場 笹川記念会館(東京都港区)
プログラム [1] 次世代伝送技術の紹介
開会の挨拶に続いて、日本ケーブルラボより、次世代伝送技術の紹介と題して、DVB-C2、DOCSIS3.1、G/E-PONの3つの技術について講演を行った。

■ DVB-C2(放送向け)
■ DOCSIS 3.1(通信向け)
■ G/E-PON技術
※上記資料はこちらより閲覧できます。
[2] パネルディスカッション
ベンダーによるファイバーディープ関連の技術紹介の後、各ケーブル事業者から帯域利用状況の現状や高速化、帯域拡張、集合住宅対策やFTTH移行の取り組み状況などについてプレゼンテーションいただき、それらを踏まえて議論を行った。
■ ケーブル伝送路の高度化について ―ケーブル事業者の取組状況など―

– 講演は8割、パネルディスカッションは9割の参加者から有意義であったとの評価を得ました。
– 特に、各事業者における伝送技術の現状や課題、設備の更新/移行への取り組みについての説明は、興味深く極めて有意義であり、参考になったとの反応が多くありました。

ケーブル運用情報共有システムのプロトタイプ構築に着手、3月にトライアル開始予定

Posted on: 2月 3rd, 2014 by JLabs_Web管理者 No Comments

1.背景・目的
これまで各ケーブル事業者内、もしくは技術者が属人的に保持していた障害対応や技術運用に係るノウハウ情報の業界内の共有化を進め、問題等の早期解決、サービス品質の向上を図ります。

2.活動内容
– 情報共有システムの機能要件書を策定
– 業界全体への展開・活用を図るため、ケーブルテレビ連盟へ提案し、連盟/安全信頼性向上WGに参画

3.今後の展開
情報共有システムのプロトタイプシステムを構築、情報共有化施策を推進し、事業者における自己解決力の向上に貢献します。今期中にトライアルを開始する予定です。

4.システム・利用構成イメージ

第3世代STBの2015年末市場投入を目指しロードマップを策定

Posted on: 1月 8th, 2014 by JLabs_Web管理者 No Comments

ラボでは4Kの本サービスに対応した“第3世代STB”に関する仕様策定を開始しました。
2016年にブラジルで開催されるリオ五輪を、この第3世代STBで加入者が楽しめるよう2015年末の市場投入を目指しており、新高能率画像圧縮技術H.265などの新技術への対応を含め、本年9月までに仕様策定を完了する計画です。

詳細資料はこちらよりご覧ください。

JCTA主催の第1回4K/8K推進WGでラボが検討すべき技術課題を提案

Posted on: 1月 7th, 2014 by JLabs_Web管理者 No Comments

一般社団法人日本ケーブルテレビ連盟主催の「新サービス・プラットフォーム推進特別委員会」下に設置された「4K/8K推進WG」第1回会合が2013年12月17日に開催されました。
「4K/8K推進WG」は4K/8K推進に向けた業界全体の取り組みの方向性を検討することを目的としており、同会合にて、ラボは、衛星伝送レートとケーブル伝送レートなど4Kケーブル伝送の技術的課題を提示しました。それらの提案を踏まえ、今後、技術的な検討が進められることになります。

詳細資料はこちらよりご覧ください。

●新年のご挨拶 理事長 奥村 博信

Posted on: 1月 6th, 2014 by JLabs_Web管理者

謹んで新春のお慶びを申し上げます。
旧年中のご厚情に心より御礼申し上げます。
さて、本年は、次世代STBによる商用サービスが、いよいよ本格化し、まさに放送と通信の融合した魅力あるケーブルサービスが飛躍的発展を遂げる年となる事を、業界の皆様と共に期待したいと思います。
その実現に向け、日本ケーブルラボでは、環境の変化に先行し、ケーブルイノベーションにつながる取り組みに積極果敢に挑戦してまいります。
また、官民一体で推進しているケーブルプラットフォーム、4K/8K、ハイブリッドキャストの3プロジェクトにおいては、技術的責務を果たし、ケーブル業界の将来の基盤構築に貢献してまいります。

ラボ活動に対し、引き続き倍旧のご支援ご厚情を賜りますよう何卒宜しくお願い申し上げます。

平成26年 元旦

理事長 奥村 博信
専務理事 松本 修一
常務理事 山口 舜三

「OTT調査報告書」完成 サービスデバイスやビジネスモデル、技術から分析・整理

Posted on: 12月 27th, 2013 by JLabs_Web管理者 No Comments

次世代STB「ハイブリッドBox」がラボで仕様制定されて2年が過ぎ、ジャパンケーブルネット株式会社(JCN)を中心に実用化が急進展しています。また、通信を介したネット動画配信サービスOTTが急拡大し、HDMIスティックや簡易なIP-STBの実用化も進んでいます。そのような状況を踏まえ、このたび「OTT調査報告書」(JLabs DOC-021 1.0版)を作成しました。本報告書では、こうしたOTTサービスデバイスやそれによるサービスとハイブリッドBoxの棲み分け、ビジネスモデルの違い、技術的差異等を分析・整理しています。

概要は、こちらよりご覧ください。なお、「仕様書・技術文書」よりPDFファイルを閲覧・ダウンロードできます。製本版の配布も予定しています。

ITU-T SG9会合参加報告 次世代ケーブル伝送方式、DRM、RGWに関する標準化に貢献

Posted on: 12月 20th, 2013 by JLabs_Web管理者 No Comments

ラボは12月3日から12月11日に開催されたITU-T SG9第2回会合に参加し、次世代ケーブル伝送方式、DRM(Digital Rights Management)、レジデンシャルゲートウエイ(RGW:Residential Gateway)の3課題に関する標準化についての議論に参加しました。

次世代ケーブル伝送方式については、ラボから提案してきた世界統一標準を目指す方針に基づいて、DVB-C2の基礎技術(OFDM, LDPC等)に基づく勧告案を完成し、J.382(旧名:J.atrans-spec)として勧告化承認が合意されました。
DRMについては、これまで作成されていたドラフト勧告の修正案を提案し、世界共通の要求仕様化に向けて、韓国やドイツと議論を行い、マルチDRMに関する記述の追加を合意しました。
RGWについては、ケーブルによる様々なIPサービス(家庭内エネルギー管理等)の実現を目指し、RGWのあるべき方向性等の議論を行いました。
DRMとRGWについては継続検討事項であるため、今後、ラボ内でも引き続き検討していきます。

詳細はこちらよりご覧ください。

「ケーブル運用保守ガイドライン」策定 安定したケーブルサービス提供を目指す

Posted on: 12月 19th, 2013 by JLabs_Web管理者 No Comments

ケーブル事業者が安定したサービスを加入者に提供できるよう、「設備の監視」「設備の強靭化」「ケーブル運用情報共有化」の視点からケーブル運用保守ガイドラインを策定し、12月12日に開催されたラボ運営委員会において承認されました。「仕様書・技術文書」よりPDFの閲覧・ダウンロードが可能です。今後、製本版の配布も予定しています。

「ケーブル運用保守ガイドライン」の概要はこちらよりご覧ください。

 

飯田ケーブルテレビ、「ケーブルSIMカード」サービスを開始

Posted on: 12月 17th, 2013 by JLabs_Web管理者 No Comments

「ケーブルSIMカード」サービスを開始
~ スマホ1回線あたり利用料が月々493円 ~

株式会社飯田ケーブルテレビ

株式会社飯田ケーブルテレビ(以下「飯田ケーブルテレビ」、本社:飯田市松尾明 代表取締役社長:原 勉)は、9月1日から新サービス「ケーブルSIMカード」を提供開始しました。「ケーブルSIMカード」は高速通信規格「LTE」に対応したデータ通信カードで、通信端末に挿入してNTTドコモの全国の通信エリアで最大通信速度約100Mbpsのモバイル通信を利用できるサービスです。飯田ケーブルテレビではNTTグループとの協力体制によるサービス第一弾として、ケーブルテレビ事業者では県内初のモバイルサービスを開始しました。

本サービスは、近年スマートフォンやタブレットの普及に伴い、端末の2台持ちや中古端末の利用、モバイルルータの活用が一般化する中、「データ通信料をもっと安く抑えたい」「データ通信を手軽に利用したい」など多様なニーズにお応えするため提供を開始するものです。また、学生もスマートフォンを利用する機会が多くなってきていることから、家庭のデータ通信をシェアし、一家の通信料金を安く抑えたいというニーズにもお応えしました。

本サービスは、月間の通信量などが異なる2つのお得なコースからお選びいただくことができます。シングルコースはSIMカードが1枚、ファミリーコースはSIMカードが3枚になっており、共に月間通信容量は500MBまでLTE高速データ通信が利用でき、ファミリーコースはその容量を3枚でシェアできます。ファミリーコースを利用すれば、月々の通信料金は1回線あたり493円に抑えることが可能です。月間通信容量を超えると通信速度が200Kbpsになりますが、料金は定額制で使い放題のサービスです。月間通信容量を使いきらない場合は次月まで繰り越すことも可能です。

ケーブルSIMカードを利用するには、SIMカードを挿入できる(一般に「SIMフリー」などと呼ばれる)通信端末が必要ですが、近年急速に台数が増えているiPhoneやAndroidといったスマートフォン、タブレット端末、モバイルルータなど対応機種は多く普及しています。

飯田ケーブルテレビでは、今後、携帯電話機能も付加したSIMカードサービスも予定しており、これまでのケーブルテレビ事業者のテレビやインターネットといった固定回線を使ったサービス概念を覆す、新たなモバイルサービスとして展開して参ります。詳細は弊社Webサイトをご覧ください。

以上

問合せ先:(株)飯田ケーブルテレビ 業務部 林
電話:0265-52-5406
住所:飯田市松尾明7590-1

3つのWGを積極的に推進 新サービス・プラットフォーム推進特別委員会

Posted on: 12月 5th, 2013 by JLabs_Web管理者 No Comments

11月14日、日本ケーブルテレビ連盟が中心となり運営する新サービス・プラットフォーム推進特別委員会が開催され、今後の進め方が協議された結果、日本ケーブルラボとしても、委員会の一員として、その推進に技術面で協力することとなりました。
本委員会は、総務省「放送サービスの高度化に関する検討会」での取りまとめ結果に基づき、業界として早期に実現、検討、実施を求められる事項を進めるため設置されたものです。

早期に実現が求められる具体的な方策については、委員会の下に、3つのワーキンググループ(WG)と1つの小委員会を設置し、連携しながら検討を進めてゆくこととなっています。日本ケーブルラボでは、3つのWG、「ケーブル・プラットフォーム推進WG」「ID連携検討WG」「4K/8K推進WG」にメンバーとして参加し、各事項の実現に向け、総務省、連盟技術委員会、次世代放送推進フォーラム等と連携を密にとりながら積極的に推進してまいります。

ハイブリッドキャストの検討開始を決定

Posted on: 12月 5th, 2013 by JLabs_Web管理者 No Comments

NHKでは9月より、NHK総合テレビにおいてハイブリッドキャストによる放送を開始しました。ハイブリッドキャストは、放送波による番組提供と、これに連動しインターネットを利用した番組関連コンテンツの提供を目的とした放送通信連携システムです。

日本ケーブルラボでは、ケーブルサービスとしてハイブリッドキャストにどう取り組むべきか、関連団体との情報交換及び専門家へのヒヤリングも実施し、検討してまいりました。ラボでの検討をもとに第45回ラボ運営委員会(11月14日開催)にて審議した結果、ラボの事業企画委員会及び技術委員会において、各々、ハイブリッドキャストの機能要件の検討、および技術仕様の検討を行い、両委員会が連携して進めることとなりました。

4K/8Kの本サービス対応のため仕様策定開始

Posted on: 12月 5th, 2013 by JLabs_Web管理者 No Comments

2014年6月に開始される4K放送サービスから、次世代放送が本格的にスタートします。ラボにおいても、技術委員会にて4Kトライアル仕様を作成するとともに、所内ではIPベースの4K対応仕様の深堀を進めてまいりました。

先に開催した第45回運営委員会(11月14日開催)において、今後は4K/8Kの本サービス用に関する仕様策定を開始することが決定しました。その対応STBはハイブリッドBox(次世代STB)の次世代と位置づけ“第3世代STB”と称することとしました。なお、4Kトライアルについては、ケーブル事業者とラボ、連盟が連携して進めることとし、トライアル時の画質評価など技術的検証が生じた際は必要に応じてラボが協力してゆく方向となりました。

ラボ講演報告 連盟九州支部セミナーで上期活動成果を発表

Posted on: 12月 5th, 2013 by JLabs_Web管理者 No Comments

去る11月26日に開催された「JCTA九州支部ケーブルテレビ総合セミナー」におきまして、「日本ケーブルラボ平成25年度上期成果報告」と題して、講演を行いました。
当日は、成果報告とともに周辺技術の紹介も交えながら、90分間にわたり講演いたしました。
日本ケーブルラボでは、今後も日本ケーブルテレビ連盟各支部と連携し、各所で成果ならびに最新のケーブル技術をご紹介してまいります。
なお、当日の資料は、こちらよりご覧ください。

米国ラボとのミーティング報告 レジデンシャルゲートウエイに関する情報交換

Posted on: 12月 5th, 2013 by JLabs_Web管理者 No Comments

ラボオータムセミナー2013開催前日の11月14日、国際セミナーでの講演のために来日した米国ケーブルラボと日本ケーブルラボが、東京・品川において約2時間にわたりミーティングを実施しました。日本ケーブルラボから松本(檀)主任研究員ほか5名、米国ケーブルラボからはChris Lammers氏(COO)、Jon Courtney氏(Application Technologies)が出席し、レジデンシャルゲートウエイへの取組み状況について情報交換を行ないました。
本件を含め両ラボの活動について引き続き情報交換を進めることを確認し、会合を終了しました。

なお、日本ケーブルラボと米国ケーブルラボは、2010年12月に相互協力を目的としたMOUを締結しております。

第19回/第20回ラボ技術セミナー開催報告 大阪・広島で上期活動成果を発表

Posted on: 12月 5th, 2013 by JLabs_Web管理者 No Comments

第18回ラボ技術セミナーに続き、第19回、第20回をそれぞれ大阪(11月22日)、広島(11月25日)にて開催しました。
今後も日本ケーブルテレビ連盟各支部と連携し、各所での開催を計画してまいります。
以下に、開催結果概要をご報告します。

第19回ラボ技術セミナー 第20回ラボ技術セミナー
開催日 平成25年11月22日(金) 平成25年11月25日(月)
会場 TKP大阪梅田ビジネスセンター ホテルサンルート広島
協力 日本ケーブルテレビ連盟近畿支部 日本ケーブルテレビ連盟中国支部
参加者数 60名 28名
プログラム ■ 平成25年度上期 成果報告
1. 平成25年度上期成果総括
2. ケーブルDLNA運用仕様2.0版
3. レジデンシャルゲートウエイ機能要件書
4. ケーブルプラットフォーム機能要件
5. ケーブル運用保守ガイドライン
■ 平成25年度上期 調査報告
1. OTT(Over The Top)
2. RDK(Reference Design Kit)
※上記資料はこちらより閲覧できます。

ラボオータムセミナー2013開催報告 米国のケーブルビジネスや最新技術動向を幅広く紹介

Posted on: 11月 21st, 2013 by JLabs_Web管理者 No Comments
去る11月15日(金)に開催いたしましたラボオータムセミナー2013におきましては、大勢の皆様にご参加いただき、ありがとうございました。当日の国際セミナーでは活発な質疑応答が展開されました。
また、終了後のアンケートでは、定期的に国際セミナーを要望する声が多数ございました。いただいたご意見は、今後のラボのイベント開催に反映してまいります。

以下に、開催結果概要をご報告します。

<ラボオータムセミナー開催結果概要>

1. 開催日時、会場
開催日時 平成25年11月15日(金) 14時30分より17時30分まで
開催場所 品川プリンスホテル メインタワー24階 クリスタル24

2.運営
主催 一般社団法人日本ケーブルラボ
第Ⅱ部 国際セミナー
協賛 一般社団法人日本ケーブルテレビ連盟、一般社団法人日本CATV技術協会
後援 総務省

3. 参加者数
第I部 第18回ラボ技術セミナー 203名
第II部 国際セミナー 159名

4. プログラム

(1) 第I部 第18回ラボ技術セミナー
※第I部の資料はこちらより閲覧できます。
平成25年度上期 成果報告
1. 平成25年度上期成果総括
2. ケーブルDLNA運用仕様2.0版
3. レジデンシャルゲートウエイ機能要件書
4. ケーブルプラットフォーム機能要件
5. ケーブル運用保守ガイドライン
日本ケーブルラボ
専務理事 松本 修一
実用化開発グループ 野田 勉
事業調査グループ 内藤 明彦
実用化開発グループ 松本 檀
事業調査グループ 福岡 克記
平成25年度上期 調査報告
1. OTT(Over The Top)
2. RDK(Reference Design Kit)
日本ケーブルラボ
実用化開発グループ 市ノ川 弘彰
事業調査グループ 竹内 正巳
特別講演
ケーブルテレビ業界の現状
総務省情報流通行政局
衛星・地域放送課
技術企画官 中西 悦子
(2) 第II部 国際セミナー
開会挨拶(日本ケーブルラボ) 専務理事 松本 修一
1.CableLabs International strategy and U.S. Cable Market Competitive Overview
(CableLabsの国際戦略と米国ケーブルマーケット競争状況)
CableLabs,
COO
Chris Lammers
2.IP Video Transition
(IPビデオへの移行)
CableLabs,
Application Technologies
Jon Courtney
3.IP Video Projects Review
(IPビデオプロジェクトレビュー)
Alternate Content & Mezzanine
(コンテンツ切替と中間ファイル)
CableLabs,
Principal Architect
Daryl Malas
4.DOCSIS3.1 overview
(DOCSIS3.1概要)
CableLabs,
Senior Vice President
Dan Rice
なお、予定の講演終了後の時間を利用し、「4K Review」と題して、Daryl Malas氏にご講演いただきました。

SCTE Cable Expo 2013調査レポート ~IPマイグレーション製品が多数出展~

Posted on: 11月 14th, 2013 by JLabs_Web管理者 No Comments

米国SCTE(ケーブル技術者協会:Society of Cable Telecommunication Engineers)の展示会・コンベンションであるCable-Tec Expo2013(以下、エクスポ)が2013年10月21日から24日まで米国ジョージア州アトランタで開催されました。

SCTEはケーブル事業者、ベンダー等の技術者で構成され、会員の技術力向上のための活動、技術者資格試験、標準化活動を行っています。エクスポは、NCTA(米国ケーブル連盟)主催のケーブルショーと並ぶ米国ケーブルテレビの2大大会であり、最新の技術展示と豊富なワークショップに定評があります。

今年のエクスポでは、23セッションから構成されるワークショップの他、特別企画としてDOCSIS3.1の技術シンポジウム、RDK(Reference Design Kit)に関するパネルディスカッションが開かれました。また、展示会には、365社が最新のケーブル技術・製品を出展し、エクスポには、世界約50カ国から9,800人が参加しました。

昨年のエクスポが、IPかRFか今後のケーブル展開を占うまさに踊り場的状況であったのに対して、今年のエクスポは、IP志向を前面に出したCCAP、RDK、HTML5、Quality Assurance, IPv6のキーワードに代表されるIPマイグレーション製品が特徴といえます。

シンポジウム、ワークショップおよび展示会の詳細はこちらよりご覧ください。

ラボ講演報告「次世代ケーブル伝送方式の展望」10月24日開催日本ケーブルテレビ連盟四国支部トップセミナーで

Posted on: 10月 30th, 2013 by JLabs_Web管理者 No Comments

日本ケーブルラボでは、去る10月24日開催の日本ケーブルテレビ連盟四国支部トップセミナーにおいて「次世代ケーブル伝送方式の展望 ~20年後を見据えて~」と題して講演を行いました。日本ケーブルテレビ連盟本部の「地域力」の講演ののち、賛助会員も参加のもと100名を超える参加者の中での講演となりました。
終了後は、支部の皆様より非常に参考になったとの評価をいただきました。
当日の配付資料は、こちらよりご覧ください。

<セミナー概要>
・主催 日本ケーブルテレビ連盟四国支部(支部長 中讃ケーブルビジョン(株) 代表取締役社長 筒井 和雄)
・日時、場所 10月24日(木)13時開会、於 オークラホテル丸亀(丸亀市富士見町三丁目)