日本CATV 技術協会(GS*対応WG)と日本ケーブルラボ(国際標準化対応WG)が業界を代表して活動しているケーブルテレビ関連の国際標準化活動(ITU-T SG9)について、会員の皆さまのご理解を深めていただくことを目的に、2月5日にラボにて活動状況報告会を開催しました。当日は講演者等含め、約50名の方に参加いただきました。
注* Global standards
ケーブル国際標準化活動状況報告会 | |
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主催 | 一般社団法人日本ケーブルラボ、一般社団法人日本CATV技術協会 |
開催日時 | 2014年2月5日(水)14:00-17:30 |
会場 | 一般社団法人日本ケーブルラボ 7階会議室 |
内容 | ■講演 (1)総務省における標準化活動 (2)JCTEA 規格・標準化委員会と国際標準化の取り組み ■ITU-T SG9の活動報告 (1)SG9の概要 (2)コンテンツ保護方式関連活動状況 (3)ビデオ伝送方式関連活動状況 (4)端末連携・ハイブリッドキャスト関連活動状況 (5)レジデンシャルゲートウェイ関連状況 (6)プラットフォーム関連活動状況 ■IECの活動状況 (1)ケーブル伝送に関するIECでの標準化動向 |
国際標準化活動にあまりなじみのない方にもITU-T SG9(ケーブルに関するStudy Group)の活動の全体概要を理解いただけるよう、日本からの出席者が取り組んでいる標準化の概要と課題を中心に、会合の審議結果に加え、国内の標準化活動との関係や標準化を行っている技術概要について紹介しました。
アンケート結果より、90%の参加者から「有意義な報告会だった」との回答をいただきました。また、主な回答として「日本独自仕様(ガラパゴス化)とならないように国際標準化を進めてほしい」、「ケーブル関係について、ITUやIECの取り組みや進捗状況がよく理解できた」といった声が聞かれました。