SHVが国際規格になった意味

Posted on: 9月 18th, 2012 by JLabs_Web管理者 No Comments

NHKが研究開発を進めており、ロンドンオリンピックのパブリックビューイングでも高評価を得たスーパーハイビジョン(SHV)の映像信号仕様が、8月23日にITU-R勧告化され、テレビの国際規格となりました。

ITU-Rは、国連の専門機関である国際電気通信連合(ITU)の無線通信部門で、ITU-R勧告は同部門が決めた国際規格を示したものです。ITU-R勧告化、即ち国際規格化されるとは何を意味するのでしょうか。

一般に、規格化の狙いやメリットとして、最低限の品質保証、互換性・相互接続性の確保、早い普及・市場拡大、コストダウン、などが挙げられます。しかし、こと国際規格化となると、これら以上に戦略的に重要な意味合いが伴ってきます。

1995年1月にWTO(世界貿易機関)でTBT協定(貿易の技術的障害に関する協定)が成立し、加盟国は国際規格に基づいた国内規格策定が義務付けられ、この影響で国際規格に合致しない製品・技術の輸出が困難になりました。たとえJIS準拠であっても世界では認められなくなり、せっかくの技術開発を行っても他国技術の国際規格化により使ってもらう機会を失い、それまでの投資が全く無駄に終わってしまうリスクが生じるようになったのです。こうして、グローバル市場での競争力維持のために自前技術の国際規格化が必須となりました。

今回のSHVの国際規格化は、2020年目標の実用化試験放送と世界普及に向けて重要なマイルストーンであったといえるでしょう。

総務省、「ホワイトスペース利用システムの運用調整の仕組み 中間とりまとめ(案)」公表

Posted on: 9月 18th, 2012 by JLabs_Web管理者 No Comments

総務省は、「ホワイトスペース利用システム運用調整の仕組み 中間とりまとめ(案)」を公表し、今後の活用の全国展開を目指す議論を進めています。ホワイトスペースとは、電波の周波数帯域のうち放送や通信などの利用サービスのために特定周波数帯が割り当てられているにも関わらず、利用されていない周波数帯域のことをいいます。ケーブルテレビ事業においても、ホワイトスペースの利活用によるサービスも想定されるため、今後の活動報告を注視していく必要があります。
詳細は総務省ホームページをご覧ください。

「ホワイトスペース利用システムの運用調整の仕組み 中間とりまとめ(案)」に対する意見募集
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban09_02000067.html

総務省 ホワイトスペース利用システム 運用調整の仕組み 中間とりまとめ(案)
http://www.soumu.go.jp/main_content/000174220.pdf

日本ケーブルテレビ連盟中国支部で講演しました

Posted on: 9月 13th, 2012 by JLabs_Web管理者 No Comments

9月6日、7日の2日間にわたり、島根県出雲市において日本ケーブルテレビ連盟中国支部主催によるトップセミナーが開催されました。
日本ケーブルラボでは、中国支部からの要請を受け開催初日に松本専務理事が「次世代STB『ハイブリッドBox』が創るケーブル新時代」と題して講演しました。
受講した約60名の会員事業者の皆さまからは、ケーブルテレビ業界の事業環境や放送通信融合サービスの高度化に向けた次世代STBなど、今後の事業展開について大いに参考になったとの評価をいただきました。

第10回ラボ技術セミナーを開催しました

Posted on: 9月 12th, 2012 by JLabs_Web管理者 No Comments

2012年8月29日、「四国支部 夏季勉強会」と題し、日本ケーブルテレビ連盟よりの「地域力推進特別委員会中間取りまとめ報告」及び、会費制度検討委員からの「平成25年度及び26年度以降の改定案」の説明と併せ、香川県立丸亀競技場会議室で第10回ラボ技術セミナーを開催しました。平成23年度下期成果報告として東京、大阪、博多で開催してきましたが、このセミナーに参加された連盟四国支部長、中讃ケーブルビジョン(株)筒井社長より四国での開催依頼を受けて実施したものです。連盟四国支部のケーブル事業者各社より総勢52名の参加をいただきました。

2012年映像情報メディア学会年次大会に参加しました

Posted on: 9月 11th, 2012 by JLabs_Web管理者 No Comments

日本ケーブルラボは、8月29日から31日にかけて、広島市で行われた「2012年映像情報メディア学会年次大会」の一部に参加しました。公開講演会「オープンプラットフォームによる高度映像サービス最前線」と「ケーブル伝送方式の高度化に関する一考察」について、その模様を報告いたします。詳細はこちらよりご覧ください。

海外NEWS 米国ウォールストリートジャーナル紙、2012年8月15・16日掲載の記事に注目

Posted on: 9月 6th, 2012 by JLabs_Web管理者 No Comments

2012年8月15日(水)、16日(木)の米国ウォールストリートジャーナル紙(WSJ紙)に、「アップルが米国の最大手MSOの1社とアップル社製セットトップボックス(STB)使用を交渉中」との記事が掲載され、日本のケーブル業界でも話題になっています。

このSTBはテレビ番組の同時再送信及びオンデマンドコンテンツ配信に対応し、iPad/iPhone等のアップル社製機器とも連携して、Anytime/Anywhere(いつでも、どこでも)のサービスを実現できるものとして開発中との事ですが、どの大手MSOもアップル自身もWSJ紙の記事について肯定しておらず、事実関係は確認できていません。

一方でGoogleは先月、自社のFTTHネットワーク上で、放送と上り・下り1GbpsのインターネットをパッケージにしてUS$120/月のサービスをカンザスシティで開始し、徐々にサービスエリアを広げて行くと発表しました。

上記、WSJ紙の記事が事実とすれば、アップルはケーブルMSOと提携し、居間のSTBを抑えることにより、iPad/iPhoneのフットプリントの拡大を目指す方針と思われ、一方、Googleは自らFTTH事業者となってケーブル・衛星事業者と対抗して顧客基盤を奪う戦略とみられます。

米国ではケーブルMSOが顧客及びコンテンツに強固な基盤を築いている事から、Googleの戦略が成功するかどうかについては、疑問視する意見も多く出ているようですが、やはり顧客サービスの拠点としての居間のSTBの支配権の争奪戦が、ケーブル・衛星・通信事業者にアップル・Googleを加えて激化して来ている状況であることは間違いありません。

これに対し、米国のMSOは大手5社が連携して“ケーブルWi-Fi”のブランドでWi-Fiネットワークを全国展開し、TV Everywhereの展開をサポートする等の戦略を実施し対抗しています。

現在、日本のケーブル業界では通信事業者のFTTHサービスとの競合が最大の問題となっていますが、競合に勝ち残るためには、FTTHかHFCかという観点のみならず、STBを核として更に魅力あるケーブルサービスを展開するために、機器メーカー、コンテンツプロバイダー、ISP、ソフトベンダー等関連業界との連携をいかに構築し、家庭の居間の支配権を死守、拡大させるかという広い視野での検討が肝要であると考えます。

日本地図が見えてくる7ブロック編成チャンネル

Posted on: 9月 3rd, 2012 by JLabs_Web管理者 No Comments

ジャパンケーブルネット(JCN)が、業界初となる全国地域番組を編成した新チャンネル「にっぽんケーブルチャンネル」の放送を10月1日から第2コミュニティーチャンネル(地上デジタル10ch)で開始すると発表しました。全国のケーブルテレビ会社約50社と協力、各社の制作番組を活用して全国を7ブロックに分けた週替りの編成で、「日本地図が見えてくる」という新概念の放送を行います。オールケーブルのブランド向上と並んで協力局同士と地域がウィンウィンとなる収益モデルの確立を目指し、注目されています。

詳細はこちらをご覧ください。

お客様のライフスタイルへの提案

Posted on: 9月 3rd, 2012 by JLabs_Web管理者 No Comments

お客様のライフスタイルへの提案

東京ケーブルネットワーク株式会社
事業企画室

当社では平成23年9月から4カ月間、Android(TM)OSをベースにオリジナルコンテンツを搭載したタブレット端末「TCNタッチコン」を用いて、200台の無料モニターによる実証実験を実施致しました。

本実証実験では、Android端末に、以前よりお客様からお問い合わせの多かったリモコンの簡易化を図るため、簡単リモコン機能を搭載したほか、買い物支援や無料でできる健康相談等を展開するなど、お客様の潜在ニーズに合致したサービスの基礎構築に努めてまいりました。

実証実験のモニターの募集にあたっては、ターゲットとした高齢者や主婦をケーブルテレビのお客様の中から選び、ダイレクトメールで募集したりしました。ダイレクトメールをきっかけにモニターになっていただいたお客様は、ダイレクトメール送付数に対して3.4%という結果となり、Android端末等へのお客様の関心の高さがうかがえました。また、地元の自治体からは、電子的な連絡手段として本実証実験の端末が活用できる可能性があり、町会長に使ってもらったらどうかとのご提案をうけ、町会長会議などで実証実験のご説明を行い、多くの方が実験に参加していただけました。

さて、「TCNタッチコン」を実際にお使いいただき、当社に寄せられた意見は、赤外線の動作範囲等、手厳しいものが多かったのも事実です。しかし「パソコンとは違ったインターネットの使い方をするようになった」、「地域情報が良かった(当社からPUSH型で配信した)」などのご意見があり、お客様のライフスタイルに新たな提案ができたのではないかと自負しております。また、要望として、今後のマルチスクリーンやセカンドスクリーンに結び付くようなアイデアをたくさんお客様からいただけました。

Android端末、アプリケーションは、多種多様なものが市場に出回り、日進月歩でバージョンアップがされています。プロダクトライフサイクルが非常に短い商材を、ケーブルテレビ局が取扱い、事業展開を図ることについては賛否が分かれるところではないでしょうか。

わたくしどもは、本実証実験をとおしてお客様から頂いたご要望から、マルチスクリーンやセカンドスクリーンへの期待は大きいと実感し、タブレット端末が、お茶の間のライフスタイルを変える新たなサービスに結び付くと考え、実証実験でのご意見を参考に、改良した「TCNタブレット」を今年の6月28日から販売開始しました。

この「TCNタブレット」も最終型ではなく、さらにお客様からのご意見を頂戴しながら、日々進歩させ、マルチスクリーンやセカンドスクリーンなど既存のケーブルテレビ事業と連携した新たなサービスへと展開を図りまして、当社のミッションにある、「地域になくてはならないネットワーク」を築き上げたいと考えております。

米国ケーブルラボ主催「Summer Conference 2012」に参加しました

Posted on: 9月 3rd, 2012 by JLabs_Web管理者 No Comments

日本ケーブルラボは、8月4日から9日にかけて、米国ケーブルラボ主催の「Summer Conference 2012」に参加しました。その模様を、CableLabsの公開情報に限定して報告いたします。
詳細はこちらよりご覧ください。

ブラジル放送機器展(ブラジルSET 2012)に参加しました

Posted on: 8月 31st, 2012 by JLabs_Web管理者 No Comments

日本ケーブルラボは、8月21日より開催されたブラジル放送技術協会(SET:Brazilian Society of Television Engineering)主催のSET2012のカンファレンス(Congress)と展示会(Broadcast & Cable)に参加しました。カンファレンスでは、パネルセッションで日本のケーブルビジネスの状況とハイブリッドBoxに関する講演を行ない、展示では、ジャパンブースにおいて、ハイブリッドBoxの標準化仕様説明と実機展示・デモを行いました。

詳細はこちらよりご覧ください。

『日経エレクトロニクス』にハイブリッドBoxの記事が掲載されました

Posted on: 8月 31st, 2012 by JLabs_Web管理者 No Comments

『日経エレクトロニクス誌』2012年7月9日号「HTML5でつながる」特集に、日本ケーブルラボのハイブリッドBoxがHTML5との関連で取り上げられています。HTMLはWebページを記述するためのマークアップ言語で、文書の論理構造や表示の仕方などを記述することができます。従来のHTML(4.01版)では文字と画像をWebページにレイアウトすることが主眼であり、動画や音楽はプラグインソフトでブラウザに表示されていました。HTML5では動画タグや音楽タグを記述できるようになりましたので、これらのプラグインは不要となり、ユーザはこれらのタグを使ったWebアプリにブラウザから容易にアクセスできます。ラボではHTML5を実装したブラウザを年内にハイブリッドBoxに搭載する予定です。

また、同誌では、ラボのハイブリッドBoxは宣言型アプリ(HTML5)と手続型アプリ(Android)が両方駆動できるAPIを搭載したケーブル業界初の技術仕様として紹介されています。宣言型アプリは音声、映像、データを高い抽象化レベルで簡潔に記述することができ、放送系の番組やサービスの記述に多用されますので、コンテンツ表示型アプリとも言われます。手続型アプリはプログラム実行型アプリとも言われ、逐次的にプログラムを実行できるため、地図や音楽との連動といった複雑な動作も記述できます。古くはFORTRANやCOBOLであり、Javaもこのタイプの記述言語です。実際にアプリケーションからハイブリッドBoxのミドルウェア(ライブラリ)を動作させるには、アクセスの許可や処理命令をアプリケーションプログラムインターフェース(API)を通して行う必要があります。ラボ仕様ではこれらの2タイプのアプリに対応する各種のAPIを実装しています。

ラボではHTML5やAPIの機能を使った新しいサービスが、ケーブル業界に続々と出現することを期待しています。

「第3回ハイブリッドBoxシンポジウム」を開催しました

Posted on: 8月 29th, 2012 by JLabs_Web管理者 No Comments

去る8月24日(金)、TKP品川カンファレンスセンターにて「第3回ハイブリッドBoxシンポジウム」を開催いたしました。
暑い中、約100名のご参加をいただき誠にありがとうございました。特に、遠路、お越しいただきました会員の皆さまには心より感謝申し上げます。

ハイブリッドBoxによるケーブルサービスはいよいよ今秋にもサービス商用化が開始されます。今回は、日本ケーブルラボで策定したその技術仕様の概要、実機の説明、アプリケーションの検証から配布まで一連の流れを説明いたしました。

日本ケーブルラボ常務理事山口舜三による開会挨拶に続き、まず、実用化開発グループ研究員重信真也がハイブリッドBoxの技術仕様について説明を行いました。

次に、実機を用いてデモンストレーションを行いながら、ハイブリッドBoxの実機をご紹介いただきました。

休憩をはさんで、日本ケーブルラボ認定グループ長内藤明彦がハイブリッドBoxのアプリケーション検証について、アプリケーションガイドラインから開発ツール、認定プロセスまで説明を行いました。

 

 

 

 

 

その後の質疑応答では次々と質問の手があがり、限られた時間ながら活発な質疑応答が行われました。アンケートにも多数お答えいただきましてありがとうございました。セミナー内容が大変具体的だったとご評価いただきましたが、ハイブリッドBox向けアプリケーションの開発から認定、流通までについてはより詳細な説明をいただきたいというご意見も多くいただきましたので、今後の運営に役立てたいと思います。
セミナーに関することでご意見がございましたら、ぜひ info@jlabs.or.jp までメールをお寄せください。
SNSを通じての発言もお待ちしています。

【講演資料】
(1)ハイブリッドBoxの技術仕様について
(2)ハイブリッドBoxのアプリケーション検証について
上記資料はこちらより閲覧できます。

ケーブルDLNA 商標登録完了のお知らせ

Posted on: 8月 7th, 2012 by JLabs_Web管理者

日本ケーブルラボでは、かねてよりケーブルDLNA「Cable Living Network」の商標登録を出願しておりましたが、正式に商標登録が完了し、特許庁の商標原簿に登録されました。
今後は、本商標がケーブルDLNAとともに広く社会に認識されるよう注力してまいりますので、ベンダー各社様のご協力をよろしくお願いいたします。

詳細はこちらよりご覧ください。

NICT技術発表 次世代暗号の安全性測る技術的根拠を実証

Posted on: 8月 6th, 2012 by JLabs_Web管理者 No Comments

クラウド向けの次世代暗号として「ペアリング暗号」の標準化が進められています。情報通信研究機構(NICT)、九州大学、富士通研究所が、解読に数十万年かかるといわれていた278桁(923bit)のペアリング暗号を共同で148.2日間で解読したとこのほど発表しました。これは、安全な暗号の選択や適切な鍵の交換時期を見積もる技術的根拠となり、ペアリング暗号の標準化と実用化に貢献する成果です。ケーブル業界にとっても、クラウドの安全性は関心事です。ペアリング暗号の世界をのぞいてみましょう。

NICT技術発表 クラウド向け次世代暗号の安全性測る技術的根拠を実証

周波数資源開発シンポジウム2012

Posted on: 8月 6th, 2012 by JLabs_Web管理者 No Comments

情報通信研究機構(以下NICT)と電波産業界共催の「周波数資源開発シンポジウム2012」が7月23日明治記念館で開催されました。NICTと東北大学は昨年の3.11の東北大震災で露呈した通信のもろさに対して2011年度第3次補正予算による「災害に強いネットワーク」を実現するための技術研究開発を進め、国を挙げて取り組むべき課題として提言しました。「災害に強いネットワーク」の新概念を紹介します。

災害に強い無線ネットワークの新概念

TV-Everywhereサービス運用規定ドラフトまとまる

Posted on: 8月 3rd, 2012 by JLabs_Web管理者 No Comments

本年1月よりTV Everywhere WGとして検討してきましたが、7月12日付でTV Everywhereサービス運用規定としてWGドラフトがまとまりました。現在、最終のエディトリアル修正を行っておりますが、概要とドラフトを公開いたしますので御参照ください。

TV Everywhereサービス運用規定概要

TV Everywhereサービス運用規定 WGドラフト
第1編 概説
第2編 加入者認証仕様
第3編 メタデータ仕様
第4編 配信技術運用仕様
第5編 著作権保護ガイドライン

栃木の有名な「食」を厳選販売! 通信販売サイト『あるよby U・CAT・V』の挑戦

Posted on: 8月 3rd, 2012 by JLabs_Web管理者 No Comments

栃木の有名な「食」を厳選販売!
通信販売サイト『あるよby U・CAT・V』の挑戦

宇都宮ケーブルテレビ株式会社
コンテンツ事業部

2011年2月、宇都宮ケーブルテレビは、栃木県の有名な「食」に特化した通信販売サイト『あるよby U・CAT・V』を、満を持して立ち上げました。すでに多くのメディアに取り上げられ全国のケーブル局からの問い合わせや視察も相次いでいます。弊社が、本サイトを立ち上げてから、おかげさまで順調に売り上げも伸びており、多チャンネル、インターネットに次ぐ第3の事業に育てていければと考えています。

ところで、ケーブルテレビ会社が、なぜ、いま通信販売サイトを?と思われる方も多いと思います。しかし、弊社では、2001年より本サイトの前身である『ユーキャット見本市』という通信販売サイトを展開運用してきた実績がありました。10年以上前から、餃子はもちろんのこと、肉・梨・車・住宅・靴・温泉宿泊チケット・地元企業の求人情報など、それこそ売れそうなものは何でも掲載し、試行錯誤を繰り返してきました。その経験と販売実績、今後の成長戦略を考慮して、今回の『あるよby U・CAT・V』の本格的な通信販売サイトへの事業展開となったわけです。

では、なぜ、「食」に特化したサイトなのかというお声を頂きます。前述の『ユーキャット見本市』で安定的に購入者と売り上げを増やし、リピーターとして育っていただいたお客さまは、実は食べ物系に偏っていました。また、時代のキーワード「安心安全」「地産地消」という言葉も、「食」にこだわる理由付けを後押ししました。もちろん「宇都宮と言えば餃子」というキーワードが条件反射のように出てくる現在では、B級グルメの王様「餃子」というブランド、つまりキラーコンテンツが、この事業を強力に推進する原動力になったことは言うまでもありません。(連続15年餃子消費量日本一でしたが、昨年は震災の影響もあって浜松市に抜かれました、とはいえ、今年は、宇都宮市が日本一を奪還しそうです)

『あるよby U・CAT・V』では、宇都宮餃子界の2大巨頭「正嗣」と「みんみん」はもとより、市内に200以上ある餃子専門店からベスト9を取りそろえることで、餃子通の方にも、宇都宮餃子に興味を持っていただいた初心者の方にも、ご満足のいく、本物の宇都宮餃子を堪能していただけるようになっております。

また、餃子に関しては、全国の有名店の餃子が買えないのかという声にお応えするために「全国餃子展」として、北海道、群馬、東京の有名餃子店の販売も、開始しました。現在交渉中の全国の有名餃子店も、近い将来、本サイトに並び立つことになりますので、ご期待ください。

さて、栃木県は、連続43年イチゴ生産量日本一に象徴されるように、果物や野菜生産が全国的に見ても盛んです。イチゴの「とちおとめ」、梨の「にっこり」は、栃木県が育成し品種登録した商品であり、トマトの「桃太郎」や野菜の詰め合わせなども、季節ものとして人気の商品になってきました。また、最近では、購入目的のデータ分析の結果、当初の予想よりも想像以上に、贈答品として利用されていることも分かってきましたので、栃木県南部で生産が盛んなブドウの「巨峰」なども、季節商品として組み入れました。

広告展開としては、コミュニティーチャンネルと連動して、各店舗の紹介番組を制作しています。こちらは、YouTubeにもUPしていますし、MSOであるJCNさんにも、コンテンツとして無料で貸し出しています。また、ガイド誌を利用し露出を増やすとともに、yahooやgoogleでも広告出稿をしているところです。将来的には、データ放送とも連動させていきたいと思っています。

最後に、本サイトは、営業1名、サイト管理1名の実質2名で運用しています。また、現在約40店程度の加盟店も、60店程度を限度に増やす予定はありません。お店から加盟させてほしいとご要望があっても、お断りすることも間々あります。このことは、あくまでも栃木のおいしい「食」にこだわるために、現状のクオリティーを維持し続けるためです。重要なことは、地域らしさを創出し、差別化を際立たせること、そして、加盟店の売り上げを伸ばし、喜ばれることです。加盟店の売り上げが伸びれば、利益も付いてきます。そのための創意工夫や努力を加盟店と一緒になって考えていければと思っています。

2012/7/30

通信販売サイト『あるよby U・CAT・V』 http://aruyo21.jp/

PON相互接続検討WG発足

Posted on: 8月 3rd, 2012 by JLabs_Web管理者

日本ケーブルラボでは、PON相互接続に向けて検討を開始いたしました。まずケーブル事業者様のご要望と関連ベンダー賛助会員からの技術情報をとりまとめ、WG/TGによる検討結果を中間報告として9月下旬にまとめる予定です。

ハイブリッドBoxアプリ開発者のためのケーブルサイトをオープン

Posted on: 8月 3rd, 2012 by JLabs_Web管理者 No Comments

日本ケーブルラボではハイブリッドBoxアプリ開発者のためのケーブルサイトをオープンいたしました。ハイブリッドBox用のアプリを開発するためにはベンダー登録が必要となります。ケーブルサイトでは、アプリ開発を希望するベンダーに対して、応募要綱、登録申請方法等を提供します。
ケーブルサイトへはラボ・ホームページトップ画面からもアクセスが可能です。
登録されたアプリベンダーはこのケーブルサイトよりアプリ開発ガイドライン、エミュレータなどをダウンロードすることができ、開発したハイブリッドBox用アプリの検証申請もケーブルサイトから行うこととなります。

テスト投稿

Posted on: 8月 1st, 2012 by JLabs_Web管理者

テスト投稿