栃木の有名な「食」を厳選販売!
通信販売サイト『あるよby U・CAT・V』の挑戦
宇都宮ケーブルテレビ株式会社
コンテンツ事業部
2011年2月、宇都宮ケーブルテレビは、栃木県の有名な「食」に特化した通信販売サイト『あるよby U・CAT・V』を、満を持して立ち上げました。すでに多くのメディアに取り上げられ全国のケーブル局からの問い合わせや視察も相次いでいます。弊社が、本サイトを立ち上げてから、おかげさまで順調に売り上げも伸びており、多チャンネル、インターネットに次ぐ第3の事業に育てていければと考えています。
ところで、ケーブルテレビ会社が、なぜ、いま通信販売サイトを?と思われる方も多いと思います。しかし、弊社では、2001年より本サイトの前身である『ユーキャット見本市』という通信販売サイトを展開運用してきた実績がありました。10年以上前から、餃子はもちろんのこと、肉・梨・車・住宅・靴・温泉宿泊チケット・地元企業の求人情報など、それこそ売れそうなものは何でも掲載し、試行錯誤を繰り返してきました。その経験と販売実績、今後の成長戦略を考慮して、今回の『あるよby U・CAT・V』の本格的な通信販売サイトへの事業展開となったわけです。
では、なぜ、「食」に特化したサイトなのかというお声を頂きます。前述の『ユーキャット見本市』で安定的に購入者と売り上げを増やし、リピーターとして育っていただいたお客さまは、実は食べ物系に偏っていました。また、時代のキーワード「安心安全」「地産地消」という言葉も、「食」にこだわる理由付けを後押ししました。もちろん「宇都宮と言えば餃子」というキーワードが条件反射のように出てくる現在では、B級グルメの王様「餃子」というブランド、つまりキラーコンテンツが、この事業を強力に推進する原動力になったことは言うまでもありません。(連続15年餃子消費量日本一でしたが、昨年は震災の影響もあって浜松市に抜かれました、とはいえ、今年は、宇都宮市が日本一を奪還しそうです)
『あるよby U・CAT・V』では、宇都宮餃子界の2大巨頭「正嗣」と「みんみん」はもとより、市内に200以上ある餃子専門店からベスト9を取りそろえることで、餃子通の方にも、宇都宮餃子に興味を持っていただいた初心者の方にも、ご満足のいく、本物の宇都宮餃子を堪能していただけるようになっております。
また、餃子に関しては、全国の有名店の餃子が買えないのかという声にお応えするために「全国餃子展」として、北海道、群馬、東京の有名餃子店の販売も、開始しました。現在交渉中の全国の有名餃子店も、近い将来、本サイトに並び立つことになりますので、ご期待ください。
さて、栃木県は、連続43年イチゴ生産量日本一に象徴されるように、果物や野菜生産が全国的に見ても盛んです。イチゴの「とちおとめ」、梨の「にっこり」は、栃木県が育成し品種登録した商品であり、トマトの「桃太郎」や野菜の詰め合わせなども、季節ものとして人気の商品になってきました。また、最近では、購入目的のデータ分析の結果、当初の予想よりも想像以上に、贈答品として利用されていることも分かってきましたので、栃木県南部で生産が盛んなブドウの「巨峰」なども、季節商品として組み入れました。
広告展開としては、コミュニティーチャンネルと連動して、各店舗の紹介番組を制作しています。こちらは、YouTubeにもUPしていますし、MSOであるJCNさんにも、コンテンツとして無料で貸し出しています。また、ガイド誌を利用し露出を増やすとともに、yahooやgoogleでも広告出稿をしているところです。将来的には、データ放送とも連動させていきたいと思っています。
最後に、本サイトは、営業1名、サイト管理1名の実質2名で運用しています。また、現在約40店程度の加盟店も、60店程度を限度に増やす予定はありません。お店から加盟させてほしいとご要望があっても、お断りすることも間々あります。このことは、あくまでも栃木のおいしい「食」にこだわるために、現状のクオリティーを維持し続けるためです。重要なことは、地域らしさを創出し、差別化を際立たせること、そして、加盟店の売り上げを伸ばし、喜ばれることです。加盟店の売り上げが伸びれば、利益も付いてきます。そのための創意工夫や努力を加盟店と一緒になって考えていければと思っています。
2012/7/30
通信販売サイト『あるよby U・CAT・V』 http://aruyo21.jp/