日時:平成30年11月21日(水)15:00~17:00
場所:日本ケーブルラボ 大会議室
議事次第
1. 技術委員会 議事
1.1 前回(第174回技術委員会)議事録(案)(技資料175-01)
1.2 IP再放送運用仕様(案)(技資料175-02)
・JLabs SPEC-039 0.5版 IP再放送運用仕様案(技資料175-02-1)
1.3 H30年度技術委員会下期取組状況(技資料175-03)
・RGWの提供事業者ヒアリング報告(2)(技資料175-03-1)
1.4 H31年度技術委員会課題提案について(技資料175-04)
・高度ケーブル自主放送のコミチャン対応(技資料175-04-1)
・(追加資料)将来のネットワークインフラに関する検討(技資料175-04-2)
1.5 2018年度 技術委員会スケジュール(案)(技資料175-05)
・忘年会のご案内(技資料175-05-1)
日時:平成30年11月8日(木)15:00~17:00
場所:日本ケーブルラボ 大会議室
議事次第
1. 技術委員会 議事
1.1 前回(第173回技術委員会)議事録(案)(技資料174-01)
1.2 KSKアナリティクス様プレゼンテーション
・機械学習によるデータアナリティクス入門(技資料174-02)
・“機械学習ソフトRapidMiner”ご紹介(技資料174-02-1)
1.3 H30年度技術委員会下期取組状況(技資料174-03)
・RGWの提供事業者ヒアリング報告(技資料174-03-1)
1.4 H31年度技術委員会課題提案について(技資料174-04)
1.5 2018年度 技術委員会スケジュール(案)(技資料174-05)
日本ケーブルラボは今般、第3世代STB HTML5アプリケーション開発ガイドライン(DOC-053 1.0版)を作成しました。
第3世代STBを始めとして、近年のSTBにおいては、W3Cで国際標準化されているHTML5に対応したブラウザが搭載されるケースが増えています。
しかしHTML5が標準化されているにも関わらず、実際には、正確な配置にならない、文章が表示されない、図画が表示されない、キーボードやマウスで操作する事を想定したサイトがSTBのリモコンで操作できない、といった不都合が発生しています。これらはSTBのCPU性能やメモリ容量、リモコン機能の制約などにより、ブラウザ機能の実装に差異があることが原因となっています。
このように、STBのブラウザ機能や性能に差異がある場合でも実用上の支障がない程度の画面表示やリモコン操作などを実現するために、STB用コンテンツ制作の基本的な留意事項および発生し得る問題点を解説したWebプログラミングにおけるガイドラインを作成しました。
【ガイドライン名】
DOC-053 1.0版「第3世代STB HTML5アプリケーション開発ガイドライン」
【ガイドラインの構成】
第1章 開発ガイドライン
1.1 ガイドライン概要
1.2 STB用コンテンツ制作の基本的な留意事項および発生し得る問題点
第2章 HTML5プログラミング解説
2.1 基本項目
2.2 リモコンキーコード
2.3 jQuery
2.4 HTML5
2.5 CSS3
2.6 HTML5 API
日本ケーブルラボは今般、PON高速化調査報告書を作成しました。
【報告書名】
DOC-052 1.0版「PON高速化調査報告書」
【報告書の概要】
本書では、1G-PONを運用している事業者が、さらなる高速化に向け10G-PONへ移行する場合にケーブル事業者が留意すべき事項を、移行前後のPONの種類や運用・構築方法ごとに分類してまとめています。併せて、PON高速化の標準化動向、及びE-PON系とG-PON系の仕様共通化についても調査し、盛り込みました。
【報告書の構成】
第1章 背景・目的
第2章 高速化移行ケース
2.1 GE-PONから10G-EPONへの移行
2.2 GE-PONからXG-PONへの移行
2.3 G-PONから10G-EPONへの移行
2.4 G-PONからXG-PONへの移行
第3章 構築方法
3.1 共通事項
3.2 波長多重なし(①-1)
3.3 放送と通信1Gの波長多重(①-2)
3.4 放送と通信10Gの波長多重(①-3)
3.5 放送と通信1G、10Gの波長多重(その1)(①-4)
3.6 放送と通信1G、10Gの波長多重(その2)(①-5)
3.7 通信1Gと10Gの波長多重(③-1)
3.8 その他(①-6~④-5)
第4章 PON標準化動向
第5章 まとめ
日本ケーブルラボは今般、E-PON相互接続運用仕様を改定しました。
この度の改定では、E-PON相互接続運用仕様にマルチキャスト転送制御、暗号化、QoS制御の3機能を相互接続の要件として追加する要望が増えたことから、これらを要件として追加するとともに、実現に必要となるOLT-ONU間の制御用コマンドを規定しました。
【改定対象仕様書】
改定前: JLabs SPEC-027 1.1版「E-PON相互接続運用仕様」
改定後: JLabs SPEC-027 1.2版「E-PON相互接続運用仕様」
本改定については、実機による実証試験を行い、改定内容の妥当性を確認しています。
2018年10月22日から25日まで、米国アトランタにてSCTE(ケーブル技術者協会:Society of Cable Telecommunication Engineers)が主催する「Cable-Tec Expo 2018」が開催されました。ラボからは3名が参加し、技術調査を行いました。
展示会には約360社が参加し、最新のケーブル関連機器・ソリューションが展示されました。また、期間中は並行して「Wireline Access NW」「Wireless Access NW」「IoT」「Customer Experience」「Cloud Virtualization」「Operational Transformation」「Video Service」「Security」の8つのカテゴリーで、49セッションのワークショップが開催されました。
今年のキーワードは「分散アクセスアーキテクチャ」「5Gスモールセルバックホール」「サービス品質・サービス品質監視」「仮想化」の4つに集約されます。特に、DOCSIS3.1 R-PHY/MACの製品展示が数多くある中で、HFCの同軸給電とDOCSIS CMを搭載したSmall Cell用バックホール製品が多数紹介され、今回の展示会を特徴づけていました。
ワークショップでも、ネットワークインフラを持つケーブル業界にとって、5G展開はまさに通信キャリア・アプリケーションサービス事業者を巻き込んだビジネス好機との論調でした。技術的には、5Gの要求性能である“遅延1ms、速度1Gbps”をどう実現するかが課題としてあげられていました。速度はDOCSIS3.1で5Gbpsを確保できるものの、問題は遅延や時刻同期であり、その解決策として遅延の課題についてはEdge Computing、時刻同期の課題についてはGPS方式、IEEE1588方式の関連製品・ソリューションが展示されていました。
概観すると、従来の技術展示からテレビ色が排除され、通信技術展へと完全移行の様相であり、今後もこの傾向は続くと考えられます。
開催日時 | 2018年11月1日(木)14:00~17:50 |
会場 | 品川プリンスホテル |
テーマ | 1. 海外ケーブルビジネス最新動向(Cable Europe) ①「欧州ケーブルビジネス動向」 [資料] [動画<英語版>] [動画<日本語版>] 2. 米国ケーブルラボの最新技術戦略(米国ケーブルラボ) ①「米国ケーブルラボのイノベーションロードマップ」 [資料] [動画] ②「分散CCAPおよびHFCネットワークの最新技術動向」 [資料] [動画<英語版>] [動画<日本語版>] ③「高度化Wi-Fiネットワークの技術動向及び標準化」 [資料] [動画<英語版>] [動画<日本語版>] ④「IoTにおける相互運用性とセキュリティ」 [資料] [動画<英語版>] [動画<日本語版>] ⑤「ケーブルサービスにおける5Gの応用」 [資料] [動画<英語版>] [動画<日本語版>] |
日時:平成30年11月22日(木)15:00~17:00
場所:日本ケーブルラボ 会議室
議案
(1) 第99回運営委員会議事録確認
(2) 承認事項
・第3世代STB用ケーブルACS技術仕様の策定
・平成30年度上期事業報告・収支報告
・平成30年度事業計画の下期修正(第99回審議)
(3) 審議事項
・IP再放送運用仕様案
・ラボ功労者表彰制度
(4) 報告事項
・委員会活動報告
- 事業企画委員会
- 技術委員会
- 認定委員会
・E-PON相互接続実証実験報告
・SCTE Expo調査報告
・e-ラーニング・ソフトウェアコース開講報告
・NW品質測定システムの事業者展開報告
・ラボオータムセミナー2018開催報告
・第25回ラボワークショップ「宅内Wi-Fiネットワークの高度化 その後の進展」開催報告
(5)その他
・運営委員会開催スケジュールの確認
(配布資料)
資料100-00—–第100回運営委員会の議事次第
資料100-01—–第99回運営委員会議事録案
資料100-02—–第3世代STB用ケーブルACS技術仕様の策定
資料100-02-2—-第3世代STB用ケーブルACS技術仕様書
資料100-03—–平成30年度上期事業報告・収支報告書
資料100-04—–平成30年度事業計画の下期修正
資料100-05—–IP再放送運用仕様案
資料100-05-2—-IP再放送運用仕様書案
資料100-06—–ラボ功労者表彰制度
資料100-07—–事業企画委員会活動報告
資料100-08——技術委員会活動報告
資料100-09—- 認定委員会活動報告
資料100-10—–E-PON相互接続実証実験報告
資料100-11—–SCTE Expo 調査報告
資料100-12—–e-ラーニング・ソフトウェアコース開講報告
資料100-13—–NW品質測定システムの事業者展開報告
資料100-14—–ラボオータムセミナー2018開催報告
資料100-15—–第25回ラボワークショップWS「宅内Wi-Fiネットワークの高度化 その後の進展」開催報告
資料100-16—–運営委員会開催スケジュール