お客様のライフスタイルへの提案
東京ケーブルネットワーク株式会社
事業企画室
当社では平成23年9月から4カ月間、Android(TM)OSをベースにオリジナルコンテンツを搭載したタブレット端末「TCNタッチコン」を用いて、200台の無料モニターによる実証実験を実施致しました。
本実証実験では、Android端末に、以前よりお客様からお問い合わせの多かったリモコンの簡易化を図るため、簡単リモコン機能を搭載したほか、買い物支援や無料でできる健康相談等を展開するなど、お客様の潜在ニーズに合致したサービスの基礎構築に努めてまいりました。
実証実験のモニターの募集にあたっては、ターゲットとした高齢者や主婦をケーブルテレビのお客様の中から選び、ダイレクトメールで募集したりしました。ダイレクトメールをきっかけにモニターになっていただいたお客様は、ダイレクトメール送付数に対して3.4%という結果となり、Android端末等へのお客様の関心の高さがうかがえました。また、地元の自治体からは、電子的な連絡手段として本実証実験の端末が活用できる可能性があり、町会長に使ってもらったらどうかとのご提案をうけ、町会長会議などで実証実験のご説明を行い、多くの方が実験に参加していただけました。
さて、「TCNタッチコン」を実際にお使いいただき、当社に寄せられた意見は、赤外線の動作範囲等、手厳しいものが多かったのも事実です。しかし「パソコンとは違ったインターネットの使い方をするようになった」、「地域情報が良かった(当社からPUSH型で配信した)」などのご意見があり、お客様のライフスタイルに新たな提案ができたのではないかと自負しております。また、要望として、今後のマルチスクリーンやセカンドスクリーンに結び付くようなアイデアをたくさんお客様からいただけました。
Android端末、アプリケーションは、多種多様なものが市場に出回り、日進月歩でバージョンアップがされています。プロダクトライフサイクルが非常に短い商材を、ケーブルテレビ局が取扱い、事業展開を図ることについては賛否が分かれるところではないでしょうか。
わたくしどもは、本実証実験をとおしてお客様から頂いたご要望から、マルチスクリーンやセカンドスクリーンへの期待は大きいと実感し、タブレット端末が、お茶の間のライフスタイルを変える新たなサービスに結び付くと考え、実証実験でのご意見を参考に、改良した「TCNタブレット」を今年の6月28日から販売開始しました。
この「TCNタブレット」も最終型ではなく、さらにお客様からのご意見を頂戴しながら、日々進歩させ、マルチスクリーンやセカンドスクリーンなど既存のケーブルテレビ事業と連携した新たなサービスへと展開を図りまして、当社のミッションにある、「地域になくてはならないネットワーク」を築き上げたいと考えております。