日本ケーブルラボは2019年12月、「ケーブル事業者におけるホームIoTセキュリティガイドライン」を発行しました。
【報告書】
JLabs DOC-067 1.0版「ケーブル事業者におけるホームIoTセキュリティガイドライン」
【報告書の概要】
世界的なインターネットの普及とともに、スマートスピーカー、Webカメラ、ネット家電などのホームIoT機器が急速な勢いで家庭内に入ってきています。その動きと呼応するように、昨今、セキュリティに関する問題がますますクローズアップされています。
そこでラボでは、ケーブル事業者が自社のネットサービス利用者の宅内に繋がるホームIoT機器をセキュリティリスクから守るため、事業者が把握すべきサイバー攻撃からの脅威と対策についてガイドラインにまとめました。また、ケーブル事業者が、ホームネットワークのみならず事業者ネットワークに対しても、ホームIoT機器に対する具体的なセキュリティ対策を行えるよう、宅内設置型およびヘッドエンド設置型の製品・サービス事例についても紹介しています。
【報告書の構成】
第1章 はじめに
第2章 本ガイドラインの対象と目的
2.1 ケーブル事業者ネットワークとホームネットワーク
2.2 ホームIoT機器のセキュリティ対策の必要性
第3章 ホームIoT全般のセキュリティ脅威と対策
3.1 「IoTセキュリティガイドライン」の全体構成
3.2 ケーブル事業運営に関わる指針と要点
3.3 各ガイドラインの関係
第4章 ホームIoTのセキュリティ脅威と対策
4.1 ゲートウェイ系IoT機器
4.2 ゲートウェイ接続IoT機器
4.3 事業者による宅内セキュリティ確保対策
第5章 ホームIoTセキュリティ製品およびサービス
5.1 ゲートウェイ型セキュリティ
5.2 事業者内ネットワーク設置型セキュリティ
5.3 ホームIoTサービスにおけるセキュリティ
第6章 まとめ
Appendix I ITU-T X.1361
I 1 Secure application and services(2) Internet of things(IoT) security
Appendix II IPv6とホームIoTセキュリティ
II2 IPv6に対する考え方
Appendix III 参考文献