ITU-T SG9※1会合が2018年1月22日から1月30日まで開催され、その中で、ラボが2016年に策定した勧告J.297“4K UHDTV対応ケーブルSTBの要求条件と機能仕様”の改訂案が審議され、最終承認段階に進むことになりました(AAP※2合意されました)。また、会合期間中の1月25~26日にはITU-D※3との合同ワークショップが開催され、ラボはケーブルテレビの市場動向とビジネスモデルのセッションにパネリストとして登壇し、日本の現状、および新たなケーブルコンテンツとして4K、8K、VRを紹介しました。
ラボが今回提案した勧告J.297“4K UHDTV対応ケーブルSTBの要求条件と機能仕様”の改訂案の概要は次のとおりです。
ラボが国内で標準化した「第3世代STBサービス・機能要件書」(JLabs DOC-025 1.0版)と「第3世代STBガイドライン」(JLabs DOC-026 1.1版)に基づき、4K UHDTV STBのRFリニアの機能仕様に単一搬送波伝送方式と複数搬送波伝送方式を追加、および、RFリニア、IPリニア、IP-VODの要求条件と機能仕様にHDR(ITU-R※4勧告BT.2100)機能を追加。
※1 ITU-T SG9(International Telecommunication Union Telecommunication Standardization Sector Study Group 9)
ITU-Tは、国際連合の専門機関の一つである国際電気通信連合ITUにおいて電気通信関係の国際標準化を扱う部門。SG9は、ITU-Tにおいて映像・音声伝送及び統合型広帯域ケーブル網を扱う研究委員会。
※2 AAP(Alternative Approval Process:代替承認手続き)
勧告案は、SG会合で合意された後、ITU-T構成国と部門構成員により4週間レビューされ、期間内に反対意見がなければ自動的に承認され勧告となる。
※3 ITU-D(International Telecommunication Union Development Sector)
ITUにおいて開発途上国の電気通信技術の発展を支援する部門。
※4 ITU-R(International Telecommunication Union Radio Standardization Sector)
ITUにおいて無線通信関係の国際標準化を扱う部門。


