日本ケーブルラボは2022年12月、「デジタル広告時代に向けた放送コンテンツ差し替え技術調査報告書」を発行しました。
OTTの台頭によって急速に「テレビ離れ」が進み、それに伴ってテレビの広告市場が縮小している一方で、インターネット広告が拡大しています。このような状況で、ケーブルテレビ業界においても収益拡大の可能性を有するのが、コンテンツ差し替えが肝であるターゲティング広告です。
本書では、放送コンテンツの差し替えに係る国内外の市場動向や関連技術を調査するとともに、放送コンテンツの差し替えを実施する際の課題を探り、ケーブルテレビ事業者への提言をまとめました。本書が、コンテンツ差し替え技術に関心を持つきっかけとなり、ケーブルテレビ事業者の収益拡大の一助になれば幸いです。
日時:2022年11月16日(水)15:00~17:00
場所:ラボ大会議室+Teams会議
企資料263-01 —— 日本ケーブルラボプレゼン資料「日本の新規電力ビジネス概要」(2022-11-16)
企資料263-02 —— 第262回事業企画委員会議事録(案)
企資料263-03 —— 2023年度課題募集について
企資料263-04 —— 第263回事業企画委員会 UIメタバース検討
企資料263-05 —— 2022年度事業企画委員会 スケジュール
日時:2022年11月17日(木)15:00 ~ 17:00
場所:Web 会議(ラボ会議室・MS Teams)
議案
(配布資料)
資料144-00———第144回運営委員会の議事次第
資料144-01———第143回運営委員会議事録案
資料144-02———2022年度上期事業報告
資料144-02-2——2022年度上期収支報告
資料144-03———事業企画委員会活動報告
資料144-04———技術委員会活動報告
資料144-05———認定委員会活動報告
資料144-06———WG活動報告(IP放送技術WG)
資料144-07———2022年度第3回・4回JQE資格検定講習会開催報告
資料144-08———事業分野別経営力向上推進機関の更新申請
資料144-09———宇佐見専務理事からのトピックス
資料144-10———運営委員会開催スケジュール
日時:2022年11月9日(水)15:00~17:00
場所:日本ケーブルラボ 大会議室(Teams)
日時:2022年11月2日(水)15:00~17:00
場所:ラボ大会議室+Teams会議
企資料262-01 —— 第261回事業企画委員会議事録(案)
企資料262-02 —— 第262回事業企画委員会 UIメタバース検討
企資料262-03 ——「CO2排出量削減の検討」FTTH電力削減効果、端末省エネ
企資料262-04 —— 2022年度事業企画委員会 スケジュール
日時:2022年10月19日(水)15:00~17:00
場所:ラボ大会議室+Teams会議
企資料261-01 —— 第260回事業企画委員会議事録(案)
企資料261-02 —— 第261回事業企画委員会 UIメタバース検討
企資料261-03 ——「CO2排出量削減の検討」報告案章立て、活動PR
企資料261-04 ——「CO2排出量削減の検討」報告案章立て(word)
企資料261-05 ——「CO2排出量削減の検討」報告取りまとめ案(再掲)
企資料261-06 —— 2023年度課題募集について
企資料261-07 —— 2022年度事業企画委員会 スケジュール
「IBC 2022(International Broadcasting Convention 2022)」が、2022年9月9日からオランダ・アムステルダムにおいて対面で開催されました。日本ケーブルラボでは、事前イベント、当日の講演やパネルセッション、各社ブースの状況等をオンライン聴講し、放送の最新動向や各社ソリューションなどの調査を行いました。
開催期間 | リアル会場:2022年9月9日~9月12日(現地時間) |
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開催地 | オランダ・アムステルダム RAI コンベンションセンター |
ブース数 | 約1,000 |
参加者数 | 現地参加:170か国以上から、37,000名以上 |
2022年9月に、米国CATV技術協会(SCTE)主催の「CABLE-TEC EXPO 2022」が、3年ぶりに対面形式で開催されました。日本ケーブルラボでは、一般社団法人日本CATV技術協会主催の視察ツアーに参加し、ケーブル技術の最新技術動向を調査しました。
開催テーマ | Creating Infinite Possibilities |
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開催場所 | Pennsylvania Convention Center(米国 フィラデルフィア) |
開催期間 | 2022年9月19日(月)~ 9月22日(木)(現地時間) |
開催規模 | 出展社223社、ワークショップ60セッション |
メインテーマ | 「10G」のブロードバンドインフラ化(2019年と同様) |
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キーワード |
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コロナ禍におけるトラヒック急増の流れを受け、米国ではアクセス回線(DOCSIS3.1⇒DOCSIS4.0)の10G化を推進しています。日本では、BS中間周波数帯(1GHz帯)がDOCSIS4.0の周波数帯と被るため、引き続きPONへの移行が必要です。
将来技術として、米国Cable Labsが位相変調によるコヒーレントPON(波長あたり100Gbps)の検討を推進しています。より広域のカバレッジとさまざまな回線(DOCSIS、PON、Mobile backhaul、FWA)のエッジアグリゲーションが期待されます。
DAAは、広域エリアの効率的な加入者収容をはじめ、ヘッドエンドのスペースや電力の削減などへの効果が期待されます。日本においても、サブヘッドエンドを建設する代わりにリモートOLTを柱上設置するなどが想定されます。ただし、すでにFTTH化が進んでいる事業者も多く、ヘッドエンド側の仮想化も含め、残るエリアで対応する場合の費用対効果の検討が必要です。また、アクセスベンダロックイン解除の良い機会と捉えることもできます。
PNMは、HFCの品質管理手段として運用されており、品質劣化原因の約70%が特定できるとされています。予防保全的に対応できることで、CX向上、コスト効率アップに繋がります。日本においては、FTTHの品質管理手段が検討課題となっています。
MNOへの支払い費用抑制のためスマホ(Dual SIM)で自社Wi-Fiへオフロードさせること(COMCAST)や、プライベートのWi-Fiをホットスポット的に利用するコミュニティWi-Fiの取組み(米国Cable Labs)は、キャリアに対抗する手段と考えられます。ただし、電通データによると、日本でのスマホ動画視聴のほとんどが宅内利用であることから、屋外利用にどこまで対応すべきか、投資効果の評価が必要です。
米国Cable Labsブースで、Light Fieldのディスプレイが展示されていました。Light Fieldとは、複数の視点で同時に撮影することで、肉眼で見たときの感覚に近い映像を生成する技術のことで、次世代映像技術として注目されています。
ITU-T SG9*1第1回SG会合が2022年9月6~14日にリモートで開催されました。本会合において日本ケーブルラボは、ケーブルテレビのIP放送の要件に関する新たな勧告を策定する作業項目2件を提案し、策定に向けて議論を開始することが承認されました。
一つ目の提案は、『ケーブルテレビのための5Gシステム利用の要求条件』の勧告を策定する新たな作業項目です。これは、ケーブルテレビネットワークの引き込み線の部分に5G*2の無線を利用するためのものです。5Gシステムは利用帯域に制約があるなど、これをケーブルテレビ伝送路の代替として使用するためには一定の要件があり、これらの要件の勧告を策定します。また、本勧告の内容は、辺地共聴施設におけるケーブルテレビの視聴も対象とするものであることから、ケーブルテレビのインフラを構築中である途上国とも議論を共有しながら策定します(2023年完成予定)。
二つ目は、『ケーブルテレビシステムのIP化のための要求条件』の勧告を策定する新たな作業項目です。放送のIP化は、国や地域でその進捗に差があるものの、通信サービスとのネットワークの統合という点では避けては通れない課題であり、ケーブルテレビのさらなる発展という点でも必要なプロセスです。ケーブルテレビサービスを現在主流のRF方式からIP方式に移行するいくつかのシナリオを念頭に、移行前のRF網/IP網が満たすべき前提条件、および移行後の要求条件について策定します。また、移行に伴う技術課題に対する対応およびコスト低減等のメリットについて提示します(2024年完成予定)。
日時:2022年10月21日(金)15:00~17:00
場所:日本ケーブルラボ 大会議室(Teams)
日時:2022年10月20日(木)15:00 ~ 17:00
場所:Web 会議(ラボ会議室・MS Teams)
議案
(配布資料)
資料143-00———第143回運営委員会の議事次第
資料143-01———第142回運営委員会議事録案
資料143-02———認定委員の期中交代に伴う指名
資料143-03———事業企画委員会活動報告
資料143-04———技術委員会活動報告
資料143-05———WG活動報告(IP放送技術WG)
資料143-06———ITU-T SG9会合報告
資料143-07———SCTE Expo調査報告
資料143-08———IBC調査報告
資料143-09———2022 年度第2四半期収支報告
資料143-10———オータムセミナーの準備状況報告
資料143-11———イベント開催案内(セキュリティハンズオン)
資料143-12———イベント開催報告(第51回WS「web×IoTによるIoT技術の民主化」)
資料143-13———宇佐見専務理事からのトピックス
資料143-14———運営委員会開催スケジュール
資料143-15———新アドバイザー紹介
日時:2022年10月5日(水)15:00~17:00
場所:ラボ大会議室+Teams会議
企資料260-01 —— 第259回事業企画委員会議事録(案)
企資料260-02 —— オールIP化におけるテレビサービスの高度化UIメタバース検討
企資料260-03 ——「CO2排出量削減の検討」報告案への評価、意見
企資料260-04 ——「CO2排出量削減の検討」報告案(再掲)
企資料260-05 —— 2022年度事業企画委員会 スケジュール
企資料260-06 —— 2022年度事業企画委員会 委員表
日時:2022年10月6日(木)15:00~17:00
場所:日本ケーブルラボ 大会議室(Teams)
日時:2022年9月21日(水)15:00~17:00
場所:ラボ大会議室+Teams会議
企資料259-01 —— 第258回事業企画委員会議事録(案)
企資料259-02 —— UIメタバース検討2022-9-21
企資料259-03 ——「CO2排出量削減の検討」報告案
企資料259-04 —— 2022年度事業企画委員会 スケジュール
日本ケーブルラボは2022年9月20日(火)、ライブ配信により第51回ラボワークショップ「web x IoT ~WebによるIoT技術の民主化~」を開催しました。
新たな地域DXの推進や新規事業の拡大発展に向けて、IoTシステムを内製化し課題解決型サービスを提供することは、お客さま(自治体等)とともにサービスを作り上げていくアプローチが可能となるばかりか、オープン・標準技術を習得したフルスタックのICT人材の育成にも繋がります。
本ワークショップでは、IoT技術の内製化・民主化に向けて、オープンで標準技術であるWeb技術を用いたIoT技術(web x IoT)を中心に、現状の課題や人材育成、web x IoTに関する技術および活用事例を紹介しました。
2022年9月20日(火)14:00~16:00 Zoom Webinar配信
115名
当日の講演動画はこちらに掲載しています。会員ログインの上、ご覧ください。